市販のジグヘッドは大体300円で5本入りです。
1本あたりのコストは60円前後でしょうか。これが自作ジグヘッドになると、フック1本28円+ガン玉1個5円=33円で出来てしまいます。やはり市販品と比べるとチープさは否めませんし、スイミング系の動きは出せませんが、穴釣り・タダ巻き・ヘチでシャクって狙う釣りには十分使えますし、コストパフォーマンスと入手性が良く、何より愛着が湧きます。
というわけで、作りましょう。
自作ジグヘッド制作に用意するモノ
- フック(がまかつ JIG29、月下美人の専用フックやフライ用フックなど )
- 王様印のガン玉(3B=1g, 4B=1.3g, 5B=1.65g, 6B=1.90g)
- ラジオペンチ、プライヤー
- アロンアルファ
月下美人のジグヘッド製作用フックは、アイの部分が90度に曲がっているのでかなりオススメですが、無理に買い足さなくても手持ちのフックでも別に構いません。ポイントは、ストレートタイプで若干長めのものを選ぶこと。(ガン玉を装着すると短くなるので)
ジグヘッドの作り方
作り方は簡単で、フックのガン玉装着部分にアロンアルファを付着させて、ガン玉を装着、プライヤーの平面な部分でプレスするだけです。耐久性が心配であれば、ガン玉の隙間にアロンアルファを流し込んでフタをしてしまいます。
アロンアルファは、ガン玉が上下に動いてしまうのを防ぐために絶対必要なので、ここをケチらないこと。すぐに元は取れますよ。
アイの部分が90度に曲がったがまかつ JIG29は、自作ジグヘッド向けのフック。ガン玉のズレ防止にラバーコートが施されたJIG 30もありますが、こちらはやや割高なので、相当こだわりたい人向けとなっています。
最初、4Bのガン玉で試しましたが、潮に流されてピンポイントにテトラの隙間に落としにくかったので、テトラの穴釣りで使うのなら、装着するガン玉は6Bくらいがベストかと思います。