フロントブレーキのメンテナンスを行った250SBのスピードメーターが動かなくなった。
お約束のメーターギア破損をやらかしたらしい。
スピードメーターが動かないとODOメーターも動かないので、給油タイミングがわからなくなる。(だいたい150km走行したら給油することにしている)
調べたら、この故障はメーターギアの交換だけで直せるようだ。
Webikeで純正部品を注文。
KAWASAKI 純正部品
品番[21192-0001] マグネツト、スピード センサ
販売価格(税抜) 1,717 円 × 1 = 1,717 円
破損したメーターギアを引っこ抜く。
砕け散った破片も回収。
古いグリスを拭き取る。
新しいグリスを大量に塗りまくり、新しいメーターギアを装着する。
キャブトラやKLXのメーターギア周りでもう1つ鬼門とされるのが、フロントフォークへの取り付け。
メーターギアの凹んでいる部分をフォークの凸の部分にはめ込むようにしなければならないのだが、88Nmのトルクで締め込むと供回りしてズレる。専用工具でメーターギアを抑え込みながらやるのが本来のやり方だが、ほとんどのやつはそんな専用工具を所有していない。
どうするかというと、88Nmで締め込んだ時にちょうどいい位置に凹凸がハマるようにセットするのだ。
メーターギアの凹を4時の方向にセットして、そこからトルクレンチで締め込むと・・・
ジャストベリーマッチ!
古い設計のバイクとはいえ、2000年代に発売された車両でこんな面倒くさい構造にしてるのがすごいよね。