メスティンってなんだ?
アルミの飯盒(はんごう)。オリジナルはトランギアという海外メーカーのメスティンだが、有象無象のメーカーからも大量に出ている。面白いのが、パクり商品のメスティンの方がトランギアのメスティンよりも品質が良かったりすること。トランギアのはブームで品薄になって2倍近い価格になっているので、今回はMiliCampというメーカーのメスティンを購入した。
バリ取りの必要が無く、密閉性もちゃんとしていて品質は良かった。
使う前にシーズニング
米がアルミ臭くなるのを防ぐシーズニング。
ぜひやっておきたい。
- 米の研ぎ汁を鍋に入れる
- そこにメスティンを浸して火をつける
- 15分ほど煮込む
シーズニングを済ませたら米を炊いていこう。
米は1合で炊く
メスティンで炊く時は1合がやりやすい。
米1合につき水は200ml必要。
メモリがついているメスティンやシェラカップがあれば便利だが、無くてもOK。メスティンの持ち手を接続しているリベットに合わせて水を入れれば、ちょうど200mlになる。
水を入れたら30分ほど置いて米に吸水させると上手く炊けるのは、家の炊飯と同じ。
バーナーで米を炊いてみる
ガスバーナーでの炊飯は合計30分くらいかかる。
蒸らしの工程をしっかりすれば、適当に炊いてもそこそこの米が炊ける!
- ガスバーナーの場合は、中火で15〜20分炊く。
- グツグツ→(中の水が蒸発して)パチパチ!→音がしなくなったら火を止める。
- メスティンを逆さまにして15分放置して蒸らす。
いい感じの米ができた!!
固形燃料で米を炊いてみる
メスティンを買った時にぜひやりたかったのが、固形燃料を使った自動調理だ。
ダイソーの固形燃料に火を付けて後は放置するだけという、“おままごと”っぽい感じの調理法。
固形燃料1個で1回の炊飯ができるというのだから、結構コスパは良いかもということでやってみた。
固形燃料はダイソーで3個100円のもの。
ポケットストーブは、エスビットのパチもので300円くらい。
この固形燃料1個で15〜20分くらいはもつので、それで自動炊飯できる!ハズだったが・・・
固形燃料+メスティンの真実を知る
極寒の中でやったからか、1個じゃ全く炊けてなかった。
1個じゃ沸騰もしないレベル。
2個・・・でやっと沸騰して吹きこぼれ。
3個投入してやっと炊きあがったけど、1時間もかかってしまった。
しかも、燃料代だけで110円もかかってるという。
これならバーナーでサクッとやったほうがいいし、安い。
米を炊いている間に他の調理ができる!というメリットもあるけど、どっちみち15分くらい蒸らすんだから、その間に調理すればいいだけだし。
とりあえず真冬は固形燃料はぜんぜん使えん!ということが分かりました。
やっぱりバーナーが安定
ガスパワー!!!
安定!!
固形燃料は春〜秋のキャンプ向きかな。