HERO10 & HERO9 Black Maxレンズモジュラーがやっと届いた!
GoPro公式でHERO 10を購入した時に強制加入させられたサブスクの割引で20%OFFになったので、日本で買うよりも2,000円ほど安かったのはいいのだが、届くまでに1週間ちょっとかかったので買う人はそれを見越して注文してね。
MaXレンズを取り付ける
取り付けは、デフォのレンズを回転させて取り外し、Maxレンズに交換する。それだけだと魚眼レンズを取り付けた時のような映像になるので、設定でMaxレンズモードに変更してやる必要がある。
Maxレンズは大きくて飛び出している。カバーが付いているので持ち運びは問題ないが、撮影時にホコリや汚れが付いた時が面倒くさそうではある。
Maxレンズのメリット
- Max HyperSmoothで、HyperSmoothよりも強力な手ブレ補正
- 155度の超ワイドな撮影範囲になる
- 水平ロックをONにすれば、カメラを360度回転させても水平軸が維持される
- Max TimewarpでスムーズなTimeWarpビデオが撮影できる
- 水深5mまでの防水性能
最大のメリットは、ワイドな視野角を維持しつつ水平維持が使えること。これだけでもMaxレンズには価値があるけど、使ってみて感動したのが手ブレ補正がほぼ完璧なことだ。
バイクの車体に取り付けて撮影してみる
Maxレンズモードにして水平ロックをONにすると、非常に安定した映像が撮影できる!
バイクの車体にマウントすると、どうしたって振動が出るものだ。iPhoneのカメラがぶっ壊れるほどの振動だが、HERO 10 + Maxレンズだと驚くほどスムーズな映像が撮影できる。まるでジンバルに乗せているようなスムーズさで。
実際のカメラはブルブルブル!と揺れているのに・・・不思議。
視野角はSuper Viewくらいあるが、変に伸びたり湾曲していなくて自然。
視野角が広く、多くの情報が詰まった映像になる。
水平ロックが不思議
水平ロックをONにすると、GoPro本体が傾いたり回転していても映像は水平を保つように補正される。例えば、自撮り棒をぶん回しても水平が保たれるのだが、補正されたシーンはちょっとだけ早送りっぽくなるので、やや奇妙な映像になる。見ている人はどうだか知らないけど、撮影している方は楽しい!
デメリット
Maxレンズの導入はいいことばかりではなく、当然デメリットも伴う。
レンズが重くてデカくて、GoProの気軽さがさらにスポイルされてしまうので、撮影シーンによっては通常レンズに戻すなどの臨機応変さが求められるし、補正するためにビデオ撮影時の解像度は2.7Kまでに制限される。
- ただでさえ思いHERO 9 / 10がさらに重くなる
- レンズがむき出しなので気を使う
- ビデオ撮影は2.7K@60fpsまで、4Kでは撮影できない
ただ、超ワイドな視野角と手ブレ補正と水平ロック機能は、非常に魅力的なので、これらのデメリットを補って余りある。車体マウントのバイク動画でも十分使えることが分かったし、この視野角と手ブレ補正なら、手持ちカメラとしても使えるだろう。初めてHERO 10を買ってよかったと思えた。