たった1,000円でやれる!バイク用ヘルメットのフィッティング

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人間の頭の形は人によって違うので、既製品のヘルメットをそのまま被ると、隙間ができてフィットしないのが普通である。じゃあどうするんだ?というと、SHOEIやAraiのヘルメットならバイク用品店で購入時にフィッティングサービスというのが受けられる。

それを同じ様なフィッティングを、自分でやるという手もある。

バイク用品には、隙間を埋めるためのスポンジシートのような製品が販売されているので、それを使う方法がある。隙間テープのようなスポンジを使う手もあるが、高反発ウレタンの場合だと頭を圧迫して痛くなるので、必ず柔らかいスポンジタイプを使うようにしよう。

HelmetFitingDIYHowTo 04

今回は、経年劣化でインナーパッドがヘタり気味になっているヘルメットだったので、ラフ&ロードから販売されている「ヘルメットスペーサー」を使ってみた。1,000円くらいで売っている製品で、ヒトデのような形をしている。

いや、ぺちゃんこになったトカゲか?

そういうの、ロールシャッハテストっぽいけど。

HelmetFitingDIYHowTo 03

スポンジは2層構造で、厚みは6cmタイプと10cmタイプがある。

今回は10cmタイプを使ったが、個人的には6cmタイプが丁度よかったように感じる。1,000円程度の製品なので使い捨て感覚で試してみるのもいいだろうし、それなら最初は6cmから試せば良かったかもと後悔。

HelmetFitingDIYHowTo 01

まずは、そのまま取り付けた。長い部分が後ろ。そのままだとちょっとキツイので微調節が必要になる。これが一番重要なフィッティング作業となる。

隙間を埋めすぎてもキツイし、隙間を開けすぎてもブカブカになってしまうので、少しずつ調節していくこと。すると、いい感じにフィットするヘルメットに変貌した。

ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) バイクヘルメット用 ヘルメットスペーサー グレー 10mm RR6203

 ラフアンドロード ヘルメットスペーサー

ヘルメットスペーサーの取り付けと調節。たったのこれだけで、格段にヘルメットの装着感は良くなった。ただ、ちょっとかぶりが浅くなったので、やっぱり10cmじゃなくて6cmにすればよかった。どこの誰かも知らない他人のレビューなんてあんまりアテにならないね。

なかなかいい感じだけど、夏場はちょっと暑苦しいかもしれない。