PCXの初回エンジンオイル交換です。
慣らし運転を1000kmまでやって初回エンジンオイル交換というのが一般的ですが、自分の場合は500kmまで我慢して飛ばさず回転数を抑えて走行して初回のエンジンオイル交換。そこから残りの500kmは、回転数を上げつつも、フルスロットルまで回さず慣らして1000kmでもう一度オイル交換をして慣らし終了という手法を取っています。
用意した物
- ホンダ純正オイル ウルトラE1 (10W-30)
- オイル交換用のジョーロ
- オイル処理パック
- ソケットレンチ
- 12mmのディープソケット 差込角12.7mm
- 軍手、ウエス、新聞紙
- ドレンワッシャー:94109-12000
- ドレンボルト:90131-883-000
予め、少し乗ってPCXのエンジンを暖めた状態にしておきます。
サイドスタンドを立ててマフラー側からエンジン下を覗き込み、ドレンボルトを確認。新聞紙や廃オイル受けを設置して、ソケットレンチでドレンボルトを緩めます。ドレンボルトが緩まったら、後は軍手をした手で回せるのでそのまま抜き取ります。
抜き取った瞬間エンジンオイルが流れ出してきます。エンジンオイルの温度に注意しつつ、火傷しないように素早くドレンボルトを回収してください。
通常、オイル交換はセンタースタンドで行うのですが、PCXの場合はセンタースタンドを立てるとオイル受けが設置しずらいので、サイドスタンドを立てて行いました。オイルの出が悪くなったら、バイクを水平にしたり軽く前後に揺すって残りのオイルも出し切ります。
オイルを出し切ったら、ドレンボルトを取り付けます。(締め付けトルク:24 N.m)
ドレンボルトを取り付けたことを確認してから、オイルキャップを外してエンジンオイルを注入します。エンジンオイルの注入は、必ずセンタースタンドを立てた状態で行って下さい。
交換時のエンジンオイルの量は「0.8リットル」となっていますが、出し切れていない古いオイルもあるので、最初はそれよりもやや少なめに入れて、オイルキャップのオイルレベルゲージで確認しながら調整します。