[2/27] 豪雨の中で無理矢理夜釣り

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本来は雨がマシになるという日曜日に行くつもりで居たが、チリ地震の影響で2/28の午後2時前後に津波が到達するとのお達しがあり、それならと2/27の夜に漁港で夜釣りをすることにした。

  • 気温10度前後(風と雨で体感温度はこれより低い)
  • 大潮
  • 12:00~6:00

家を出る頃は雨が降っていなかったので「降ってもにわか雨程度だろう」とタカをくくって居たが、現地に到着したら本降りの様相。ここまで本降りの日に海釣りをするのは初めてのことなので、淡水が混じるのは海水魚的にどうなのか?という部分が気になるが、とりあえず早速釣り具をセットしてチマチマ釣り始めてみる。

・・・アタリも無し。

程なく干潮を迎えたので、雨の終息と潮が動くのを待つ。しかし、雨は一行に止まずに時間だけが過ぎていった。

4:00過ぎから潮が動き出したので、土砂降りの中で釣り再開。ダウンショット(がまかつWORM325ULに3.5gのシンカー)にベビーサーディンでやるも、子メバルのみしか掛からず。

雨はどんどん激しさを増す。
流れた雨はヘチを伝って海の中に流れ込んでいる。これは淡水、しかも酸素量の少ない野池であれば恵みの雨となるのだが、海水だとどうだろう?・・・わからないけど、とりあえずカサゴは居ない様子。

試しにワームをメバミートの冷凍ミカンに交換してみると、ガルプ並に食ってくる。大潮の満潮という絶好の状態であることも影響しているのだろうか、こうなると普通のワームでもバンバン釣れる状態でしょう。

漁港から内向き波止に移動してみる。

ここは毎日のように釣り人が居るので根魚は全く期待できないが、今日は人が居ないのでもしかしたら・・・という淡い希望を抱いてみたが現実は厳しい。金魚みたいなかわいいメバルが果敢にアタックしてくるのみ。

帰り道、ヘチをセコ釣りで歩きトローリングしていると、今までとは違うアタリ。

合わせると重い魚が掛かったのが分かり、即座に「これは絶対無理」と悟ったが、あまり引かなかったので、とりあえず海面まで寄せてから、ヘッデンで照らして魚鯛を拝んでみる。うわ「シーバス(フッコ)」だ。目測50~60cmくらいだろうか。ヘチのセコ釣りでシーバスが釣れるとは、さすが大潮の満潮?

海面まで寄せられたので釣り上げてやろうと引っ張って移動していたら、いきなりきびすを返して明後日の方向へ猛ダッシュ。あっけにとられていると、締め気味だったドラグがジリジリ〜〜プツッ・・・。

シーーーーン。

この日のラインはR-18ライトロック フロロ4lb。
メバルタックルの紹介で「シーバスがヒットした場合にも備えて4lbを・・・」等々目にすることが良くあるけど、引きも弱くて軽いセイゴならともかく、50cmを越えるフッコを揚げるのはかなりシビアだと実感。

今回の反省点

  • ラインは5lbにしよう。
  • ドラグはちょっと緩めておこう。
  • メバミートもバンバン使っていこう。

豪雨の中での釣りは、自分の防水対策のざるっぷりも露わになった。

何故びちょびちょに濡れたのか?

  • 上着のみGore-Texで、ズボンは普通のナイロンパンツだった。
  • いくらGore-Texでも、あまり豪雨の中で何時間も使用するのには適していない。
  • スニーカーには一応NIKWAXを吹いていたが、ズボンの裾に溜まった水が靴紐を伝って靴の内部から浸透してグチョグチョになった。

防水対策の改善点

  • 上だけでなく下もちゃんとした雨具を履く。
  • スニーカーは、ビニール袋と輪ゴムで覆って、ソール部分を切り取って防水する。夏場はNIKEのアクアソックを履く。
  • 豪雨が予想される場合は、Gore-Texだけで弾くのは難しいのでレインポンチョ等を併用する。なお、レインポンチョは風の影響を受けるので、海で使用する際は風速に注意する。
  • 念のため、換えの着替え・靴下を用意。