あるきっかけから、しばらくやっていなかったバイクキャンプを再開することにした。
自分のやるキャンプはあくまで僻地での宿泊のためで、キャンプそのものが目的ではない。焚き火もしなければ凝った料理もしないのだが、それなのにアレコレ考えながらパッキングしていくと、バッグがパンパンになっていた・・・。
バイクキャンプのパッキングはムズい
久しぶりすぎて、荷物の取捨選択ができていない。
テント、マット、寝袋、チェア、エア枕、クッカーセットなどはもちろん、動画撮影するのでモバイルバッテリーを複数、着替えとタオル、洗面道具、食料、レインウェアにバイクカバー・・・さらにノートPCまであり、バイクで移動するには荷物が多すぎる。
とりあえずこの状態でキャンプを一泊してみたところ、不要な荷物を炙り出せた。
久しぶりのキャンプ経験で導き出した答え
- バーナーやクッカーは不要(寒くない時期ならマジで要らない)
- 枕は不要(着替えを入れた袋にタオルを敷けばいい)
- チェアは不要(あったほうがいいが、無くてもそんなに困らない)
- インフレーターマットは不要(1泊だけなら、ウレタン入りじゃなくてただのエアマットで十分)
クッカーセットは調理しなければ不要。寒くない時期なら、常温の弁当や惣菜、飲み物で十分である。枕は重要だが不要。着替えを入れた圧縮袋を枕代わりにしてタオルを敷くとほとんど枕になるので、そっちのほうが寝心地が良い。
チェアは不要。バイクツーリングの場合、休憩できるポイントが限られるのでどこでも休憩できるチェアはあったほうがいいのだが、実際にはチェアを持っていてもバッグから出すのが億劫になりまず使うことはない。道の駅など休憩ポイントまで我慢して走り続けるのがバイク乗りの生態だ。
以上を踏まえてパッキングを再編するとこうなった。
シート、寝袋、テント、エアマット。
空きスペースを十分に確保できている。
これならテントをワンサイズ大きい物に替えてもまだ余裕はある。
起きたら変な虫に刺されていた
山奥キャンプに付き物の虫刺され。
ブユ(ブヨまたはブトとも言う)には気をつけていたのに、なぜか刺されていた。
キャンプ翌日の状態。
腫れの色が薄くブユに噛まれた悲惨な痕とは違うから、とりあえずブユではない。当日はちょっとかゆい程度だったが、翌日には芯が残っていて押すと痛痒い状態になったので蚊でもない。
寝袋にダニがわいていたのかとも思ったが、ダニの好む関節部分の柔らかい皮膚ではないのでアリか?虫さされチェックを見ると、オオハリアリという毒針を持っているアリに刺された症状に近い。
ちなみに、蚊に刺された部分はぷくーっと膨れて痒くなるが、老年期に入るとその症状が出ることはなく蚊にさされても痒くならないという。
蚊に刺された時、年齢による反応の違い
- 乳幼児期:遅延型反応
- 幼児期~青年期:即時型反応と遅延型反応
- 青年期~壮年期:即時型反応のみ
- 老年期:反応なし
赤ちゃんの時は、刺された後しばらくしてから赤くなって痒くなる。幼児から高校生くらいはすぐに痒くなる場合と後から痒くなる場合の両方のパターン、若者からオッサンまでは蚊に刺されても、最初かゆいだけですぐに治まる。
確かに言われてみれば、子どもの頃は蚊に噛まれた痕がしばらく残っていた気がする。
さらに65歳以上の老年期になると、蚊にさされても何の反応もなくなるという。ちょっとびっくりだが、これがマジらしい。感覚が鈍くなるというよりアレルギー反応を起こさなくなるということだが、大量の蚊に集られても「・・・ほっほっほっ、好きなだけ吸いなさい」と余裕の笑顔でいれるってことだな。その他の健康面で苦痛が増えるだろうから、全く羨ましくはないけど。