バイクのユーザー車検を受ける時、GIVI箱などのトップケースはつけたままで良いのか?それとも外した方が良いのか?
そして、リアキャリアは外した方が良いのか?
前回のユーザー車検の時はリアキャリアもGIVI箱も付けていなかったので、気にしなかったけど、そう言えばコレって車検どうなの?という疑問がある。
ネットのQ&Aサイトでは「そのままで通ります」という意見もあるが、そいつがどんなバイクでどんな大きさのリアキャリアと箱を搭載していたかは不明なので、一概に車検に通るとも思えない。とはいえ、いい機会なので、デカめのGIVI箱を付けたままでユーザー車検を受けてみた。
箱はともかく、リアキャリアはOKなのか?
トップケース(いわゆるGIVI箱)は簡単に着脱できるので、車検の時に問題にならないというのはなんとなく理解できるし、仮に問題があったとしても、その場で取り外せばいいだけなので、付けたままで「試しに、これで車検を受けてみるか」となるが、リアキャリアはどうなんだろう?
さすがに、車両の長さをオーバーするほどの巨大リアキャリアはNGらしいけど、そういうのは自作キャリアでしかお目にかかったことはない。市販のリアキャリアなら多分大丈夫じゃないかな?と思いつつ、念の為、現場で取り外せるように工具を携帯して行った。
取り付けているGIVI箱は、結構大きめのやつ。
MT-09はケツが短いので、リアキャリアが車体から飛び出ていて、その上にデカいGIVI箱が乗っかっている。
こんな状態で果たして大丈夫なのか?
結果:箱は付けたままでもユーザー車検に通る
ユーザー車検を受けた結果、一発で通った。
しかも、リアキャリアやGIVI箱に関しては一切指摘されず、なんのイジりも無く、まるで空気のような扱いだった。
最近はアドベンチャーバイクが増えてきて、トップケースやサイドパニアケースを純正装備しているバイクが多いので、そういうのに慣れてしまっているというのもあるのかも。
なんでも、かなり昔はトップケースなどは構造変更に該当したらしいが、新基準では、着脱できるトップケースやロングスクリーンは構造変更には該当しないということになったので、装着したままで普通に車検にパスできるんだと。さすがに、自作キャリアやホムセン箱は無理だと思うけど。
車検を受ける間、箱の中にはヘルメットとウェアを突っ込んでおけたので、非常に便利だった。