効果抜群、完成した自作のライダー水冷システムを実際に試す

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Bikerider coolingsystem kai 03

前回試作したライダー冷却システムをさらに強化して、実用できるようにしてみた。

この冷却グッズの元ネタであるリキッドウインドの冷却水にはメントールが含まれているので、それも真似することにした。

以前は自分でハッカ油とエタノールと精製水を混ぜてハッカ水を作り、それを100均のスプレーボトルに入れていたが、ここ10年くらいでメントール製品が普及して市民権を得たらしく、ホームセンターに行くと似たような冷却スプレーが手軽に入手できる。

Bikerider coolingsystem kai 02

その中でも、最も強力なメントール効果のあるエクストラミントを購入してみた。

こいつを冷却水に入れてやるのだ。

改良ポイント

  • 首周りのチューブに穴を数カ所開けた
  • 抵抗になる逆止弁やスプレーの先端を廃止
  • メントールスプレーの中身を冷却水に加える

ただし、メントールは目や粘膜にふれると刺激がありすぎて危険なので、取り扱いには注意しよう。スプレーを吹く時も風向きに注意したい。間違っても顔面に直接スプレーはしないこと。

Bikerider coolingsystem kai 01

そんなメントールの混ざった冷却水は、効果ばつぐん。

バイクで走りだすと風でスースーするので、すごく冷やされている感覚がある。実際の温度はどうだかわからないが、メントールでスースーした状態で水を気化させるので、感覚としてはかなり冷やされている気分にはなる。

ただ、信号待ちだけはどうしようもない。
風が吹かなければ全く涼しくないからだ。

信号待ちの多い市街地では、強制的に空冷できる空調服を着る方が効果があるだろう。

バッテリーや専用ウェアの装着を必要とせず、それなりに冷却効果があるという点ではこういう冷却グッズもいいのかもしれない。ただ、冷却水を入れたボトルを下げているのが遠足に行く子供のようだし、これが結構邪魔になるので、率先して装着したいとは思わないのも事実。

試しに作ってはみたけど、やっぱり煩わしさは感じた。

間を取って、休憩のたびに冷却スプレーをふりかけるという手段で落ち着くかもしれない。

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