冷え切ったキャブのバイクはキー挿しっぱでも安心!冷間始動がエグすぎる

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Yukigatumoru bike 03

大寒波の影響で、雪国じゃないのに結構まとまった雪が降った日。

小一時間ほどバイクを停めているだけで、ここまで積もった!

Yukigatumoru bike 02

ふーーー!

(ぶわああああああ〜〜〜)

吹けば飛ぶ上質のパウダースノー。

そうこうしてる間にも雪はどんどん積もっていく。

これは数年に1回あるかないかのチャンスか?

明日は雪の上で遊べるかも。

Yukigatumoru bike 01

・・・そして、翌日の昼過ぎ。

アスファルトの上の雪は日陰を残して完全に溶け、畑や河川敷くらいしか雪は残っていない状態になっていた。

「じゃあ、河川敷に行ってみるか」

いざ、バイクを始動させようとしたものの、キャブのバイクでバッテリーがLiFeなので、めちゃくちゃ苦労する予感がしていたので、あらかじめ10分間くらいキーをONにした状態でバッテリーを活性化させてからの始動を試みるも、やっぱりキツかった。

気温がマイナスにまで下がり冷え切ったキャブとLiFeバッテリーでの冷間始動は、もはや昭和のバイクにまで退化する。

  1. キーをONにして10分くらい放置
  2. キャブにお湯をぶっかける
  3. バッテリーの電圧が安定したらセルを回す
  4. それでもかからない場合は押しがけ

今回はお湯をぶっかけなかったので、キャブが全く温まらず燃料が気化しにくくかなり苦労した。

お湯ブッカケはかなり重要だと思い知る。

結局、エンジンが始動するまで30分ほどかかり、そこから暖気してやっと出発できるようになった。

Fiのバイクではありえない無駄な儀式だ。

気温8度くらいまでなら、キーON5分くらいでお湯をブッカケなくても簡単にかかるんだが、気温が5度を下回ったりマイナスにまでなると、冷間始動には相当の熟練度を要するようになる。

だから、キーをさしたままでも乗って逃げられる可能性はかなり低い。

そういう意味では最強のセキュリティかもしれない。(プラス思考)