バイクの防寒を考える時に、どうしても外せないのがこのハンドルカバーだ。
定番とされているのがコミネのネオプレーンハンドルウォーマー。Amazonで「ハンドルカバー」で検索すると一番上に表示されるくらい認知度が高い製品である。ただし、この製品には致命的な弱点がある。
透明のビニール部分が1年ほどで劣化して割れてくるのだ。
そして、この割れた部分から冷たい風が吹き込んでくる!!
この問題は、かなり昔から指摘されていたが、今でも売られ続けているということは、これを受け入れているユーザーも一部ではいるんだろう。
信じがたいけど。
代わりになるハンカバを探す
新しくハンカバを買い換えるにあたっての条件は以下の通り。
- 価格が3,000円以下
- 素材がネオプレーン
- デザインはコミネタイプで、透明のビニール部分が無い物
この条件にピッタリ当てはまるのが、昨年、MT-09用に購入したOSSのハンドルカバーWNHC-03という製品。
価格は2,000円以下でネオプレーン、透明窓無しで防寒性は抜群。デカデカとしたロゴが無いのも良い。
しかし、人気のため完売状態となっていた。
その代わりとして見つけたのがVEROCITYというメーカーのハンカバ。
これが、まんまOSSと同じなのだ。
コミネのパク○のさらにそのパ○リという孫○クリ製品であることは確かだが、ネオプレーンハンカバ界隈ではよくあることのようで、堂々と販売されている。
そして届いたVEROCITYのハンカバ。
意外にも?品質はかなり良かった。縫製もちゃんとしているし。OSSと全く同じ。
OSSと同じOEMかな?
取り付けは、穴がかなり小さいので拡張する。
こういう時、ネオプレーンだとハサミで簡単に切れるのでやりやすい。
この手のボクシンググローブタイプのネオプレーンハンカバは、このタイプのバイクの様にハンドガードが付いていて完全に固定できる取り付け方法じゃないと、高速走行時の風圧でクラッチレバーやブレーキレバーが押されてしまうので、そういうバイクには、中敷きの入ったナイロン製のガッチリしたタイプがおすすめだ。