大寒波の影響で、雪国じゃないのに結構まとまった雪が降った日。
小一時間ほどバイクを停めているだけで、ここまで積もった!
ふーーー!
(ぶわああああああ〜〜〜)
吹けば飛ぶ上質のパウダースノー。
そうこうしてる間にも雪はどんどん積もっていく。
これは数年に1回あるかないかのチャンスか?
明日は雪の上で遊べるかも。
・・・そして、翌日の昼過ぎ。
アスファルトの上の雪は日陰を残して完全に溶け、畑や河川敷くらいしか雪は残っていない状態になっていた。
「じゃあ、河川敷に行ってみるか」
いざ、バイクを始動させようとしたものの、キャブのバイクでバッテリーがLiFeなので、めちゃくちゃ苦労する予感がしていたので、あらかじめ10分間くらいキーをONにした状態でバッテリーを活性化させてからの始動を試みるも、やっぱりキツかった。
気温がマイナスにまで下がり冷え切ったキャブとLiFeバッテリーでの冷間始動は、もはや昭和のバイクにまで退化する。
- キーをONにして10分くらい放置
- キャブにお湯をぶっかける
- バッテリーの電圧が安定したらセルを回す
- それでもかからない場合は押しがけ
今回はお湯をぶっかけなかったので、キャブが全く温まらず燃料が気化しにくくかなり苦労した。
お湯ブッカケはかなり重要だと思い知る。
結局、エンジンが始動するまで30分ほどかかり、そこから暖気してやっと出発できるようになった。
Fiのバイクではありえない無駄な儀式だ。
気温8度くらいまでなら、キーON5分くらいでお湯をブッカケなくても簡単にかかるんだが、気温が5度を下回ったりマイナスにまでなると、冷間始動には相当の熟練度を要するようになる。
だから、キーをさしたままでも乗って逃げられる可能性はかなり低い。
そういう意味では最強のセキュリティかもしれない。(プラス思考)