とうとうやってしまった。
バイクで転倒!
河川敷でキャンプできそうな場所をバイクで散策している時に、草の中に隠れた轍でスッテンコロリン!
立ちごけじゃなく、完全に走行中の転倒。
しかも、バイクの下敷きになった。
よく、事故る時はスローモーションになったり走馬灯のように今までの人生を振り返ったりすると言われているが、全くそんなことはなかった。
幸いにもニーシンガードとプロテクター入りのジャケットを着用していたので、致命傷は免れた。
ニーシンガードが無ければ膝の関節が破壊されていたかもしれない。
このニーシンガードはKOMINEのやつね。
ニーシンガードは今まで4本くらい買い替えている。
最初はFOXの安いやつで、次はFOXの高いやつ、その次はKOMINEのにした。
そして今回もKOMINE。
安いモデルだがちゃんとプロテクターの役割を果たしてくれた。こいつが無かったらと思うと、ゾッとする。
ライディングブーツを履いていればさらにノーダメージに近かったかもしれないが、軽さを重視してスニーカーだったので足首を捻挫。よくある捻挫で、くるぶしの外側の靭帯が損傷するやつ。
事故当初はアドレナリンが分泌されているからか、それほど痛みは感じなかったが、帰宅した頃には歩行が困難になるほどの痛みがあり、松葉杖がほしい!と思ってしまった。
とりあえず、ダクトテープで足首をテーピングしてごまかして寝た。
こんな感じのテーピングでも効果は抜群である。
ただ通気性が全く無い!
汗で蒸れてめちゃくちゃ痒くなるので、緊急時以外にはおすすめはしない。
ダイソーでテーピングを買ってきて、ちゃんと巻きなおす。
これで普通に歩けるようになった。
某格闘家が膝を壊して、ずーっと試合の時はテーピングでぐるぐる巻にしていたが、その気持がこの時初めて分かった。足が悪いと気持ちまで萎えてしまうということを。
人間の体は自然治癒能力に任せるとして、問題はバイクの損傷具合だ。
250SB(中身はDトラッカー)は軽いバイクなので転倒してもそれほどダメージは無い!と思っていたが、ちゃんとチェックすると・・・ハンドルが曲がっていた。
左に転けたので、左側のハンドルが曲がっている。
ZETAのアルミハンドルにハンドガードを装備していたので、ハンドガードが地面に強打したことでハンドルに力が加わり曲がってしまったようだ。ZETAのハンドガードは転倒時にハンドルを曲げてしまうということはよく言われていることとはいえ、実際に体験するとめちゃくちゃ萎える。
もう、このタイプのハンドガードは二度と付けんぞ!
曲がってしまったハンドル。
通りで、帰ってくる時に真っ直ぐ走るのに違和感があったわけだ。
このままでは走行に支障をきたすので、純正ハンドルに戻す。
軽量化を求めてアルミハンドルにしたけど、ハンドガードを取り付けると重さは純正ハンドルと同じくらいになっていたので、あんまり意味なかったなぁ。
しばらくは純正ハンドルのままで行こう。
そして絶対に、今後一切、2点保持のハンドガードを付けない事を固く誓う!
惜しむらくは、転倒時にヘルメット側のGoProで動画がちゃんと撮れていなかったこと。GoProでたまに発生するのが録画時に途中で映像が止まって音声だけになるという症状、それが転倒前に発生してしまっていた。(不運は重なる)幸い、バイク側にも旧型のGoProを取り付けていたのでそっちの映像が使えたが、せっかく転けたのに映像が無かったら、危うく泣き寝入りするところだった。前回の龍神スカイラインでの立ちごけも、真っ暗だったので映像で撮れていなかったしね。