PCXのオイル交換のついでに、オイルストレーナーの清掃を行いました。
PCXのエンジンにはオイルフィルターはついておらず、その代わりに茶こしのようなオイルストレーナーがあります。
まず、ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜いて、次にストレーナーのボルトを外します。リアブレーキワイヤーの固定具を8mmで外してちょっと下にズラしてから、ストレーナーのボルトを17mmソケットで外します。
オイルを抜いてあれば漏れ出てくることはありません。
茶こしのストレーナーにはゴミがついていました。鉄くずみたいなものもあって、このパーツはこれで結構役に立ってるみたいですね。
茶こしをパークリとウエスで綺麗にします。
蓋もパークリで綺麗にして、爪楊枝でOリングを取り外します。新しいOリングを取り付けたら、Oリングの部分にエンジンオイルをちょっと垂らしておきます。
取り付けは、ストレーナーを凸が外向きになるように入れて、スプリング、蓋の順番で取り付け。
ここの締め付けトルクは20 N.mです。
ドレンボルトとワッシャーも取り付けて、エンジンオイルを入れます。
いつもは0.8Lですが、ストレーナーを清掃した場合は0.9L入れます。
- ドレンボルト締め付けトルク:24 N.m
- オイルストレーナー:20 N.m
- オイル量:0.8L / ストレーナー清掃時0.9L
- 指定エンジンオイル:10W-30 HONDA ウルトラ E1
純正部品は、ドレンワッシャーとOリングを用意しておきます。
- ドレンワッシャー:94109-12000
- ドレンボルト:90131-883-000
- Oリング:91302001020