防寒対策にとナックルバイザーの取り付けを思案したものの、現状、PCXには専用のナックルバイザーというものが存在しません。そこで、そのままポン付けできそうな予感がする「FORZA・FAZE用ホンダ純正ナックルバイザー」を取り寄せて試してみることにしました。
しかし、そう上手くはいかず、説明書の通りに取り付けようとするとブレーキレバーやブレーキフルードタンクと干渉してしまい、ちょっとした加工が必要な事が判明。
加工といってもステーで延長すれば何とかなりそうということで、M10の穴が開いた汎用ステーとM10のボルトナットワッシャーセットをホームセンター(ケーヨーD2)で入手。
M10の穴があいた汎用ステーはこの八幡ネジの汎用ステーのみでしたが、これがピッタリ。
何がピッタリかというと、FORZA純正ナックルバイザーのステーと太さ、色、厚み共にほぼ同じで、更に、ナックルバイザーのステーに付いている固定用の出っ張りが、ステーのM10の穴のサイドの穴にピッタリはまるのです。
さながら専用のステーのようです。
このままポン付け出来れば最高だったのですが、ステーの縁がやや干渉してしまうので、ちょっとした加工が必要でした。
糸鋸でせっせと切断、やすりとサンドペーパーをかけて油性マジックを塗って、それっぽく加工。
いざ装着。
バックミラー側にもワッシャーを噛ませました。
最も気をつけたいのが、ナックルバイザーの取り付け角度です。
ハンドルを切った状態でもフロントの風防に干渉しないようにしておかないと、ハンドルロックも出来ませんし、事故っちゃいますからね。
それにしても結構ギリギリです。
一見しただけで、GIVIのロングスクリーンとの同時設置するのは無理だと悟りました。
最低限の加工で取り付けたので、ハンドルからのストロークはそれなりですが、なかなか良い感じ取り付けることが出来ました。
気になる防風効果の程ですが、巻き込む風は発生するものの風をモロに浴び続ける事は回避できるので、体感温度はある程度マシになり、快適度はアップしたように感じます。
用意したもの
- ホンダ HMJ ナックルバイザー 0SK-ZX-KVZ08
- M10 汎用ステー x2
- M10 ボルトナットワッシャーセット
- M10 ワッシャー
使用した工具
- 糸鋸(金属用)
- サンドペーパー
- 14mm スパナ x 2