バイクのバッテリー、GSだと思いこんでいたのに台湾ユアサだった(4年使えた)

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Yuasa ytz10s ttz10s battery 01

経年劣化でバッテリーが弱ってきたように感じたので、MT-09のバッテリーを新品交換することにした。

大型バイクということで当然のように中のバッテリーは国産のGSユアサだとばかり思っていたのだが、新品交換にあたって型番をチェックしてみると「TTZ10S

・・・これって台湾ユアサやんけ!

ユアサのバッテリーには、日本製のGSユアサと台湾製の台湾ユアサがある。

Yuasa ytz10s ttz10s battery 05

MT-09のバッテリーの場合は、GSユアサは「YTZ10S」、台湾ユアサは「TTZ10S」と型番が異なる。規格は同じなのでカタログ上のバッテリー容量は同じだけど、品質が良いのはGSユアサの方とされている。

  • GSユアサ:YTZ10S
  • 台湾ユアサ:TTZ10S

Made in Japan信仰もあるけど、台湾ユアサの何がダメかというと、中古バッテリーがしれっと出回っていることだ。

台湾ユアサには、回収した古いバッテリーを再充電して新品として販売しているというパターンがあり、それをつかんでしまうと1年足らずで使い物にならない。充電してもすぐにバッテリーが上がる、バッテリーの電圧が低いといった症状に悩まされる事になる。

そうなると、まさに安物買いの銭失いだ。

ただ、価格はGSユアサの1/2と安いので、台湾ユアサでも新品を購入できるのであれば悪くない。実際、今回のMT-09に入っていたTTZ10Sは、ほとんど充電せずバイクからの給電で4年も使えたからね。

台湾ユアサ TTZ10S シールド型 AGM バイク用バッテリー (TAIWAN YUASA)

 台湾ユアサ TTZ10S

というわけで、台湾ユアサでもちゃんとした箱に入っているものなら新品だろう、という判断をしてAmazonで注文してみた。ちゃんとした箱入りで価格は6,000円前後、販売元がAmazon.co.jpになっている商品。

新品のバッテリーでも、まずはバッテリー充電器でフル充電してから交換する。充電器が無い人はそのままでもいいけど、しばらく走りまくってバイクのジェネレーターから充電してやる必要がある。

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廃バッテリーは回収してもらえる

廃バッテリーの処分は、鉛バッテリーであればにりんかんやオートバックスで無料回収してもらえる。

近くにない場合は、ガソリンスタンドやくず鉄業者に問い合わせてみよう。おそらく無料回収してもらえるはず。実は鉛バッテリーはお金になる。鉛がお金になるので、くず鉄業者であれば買い取ってもらえるのだ。(1kgいくらなどの看板があるヤードの業者がそれ)

廃バッテリー買取業者のサイトを参考にすると、自動車用バッテリーで50円、バイク用バッテリーで17円といった相場になっている。にりんかんやオートバックスに持ち込んで無料で引き取ってもらうのが気楽だが、近くにそういう業者がある方は一度持ち込んでみるといい経験になるかもしれない。