バイク用のLiFeバッテリーが寿命を迎えたのでジェルバッテリーにしてみた

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バイク用のリチウムバッテリーとしてSkyrich(スカイリッチ)というメーカーのバッテリーを使っていたが、とうとうお亡くなりになった。

南無〜〜〜!

2016年の10月に購入した物なので、4年弱使えたと思えば悪くない。

経年劣化に加えて、極寒の環境下でグリップヒーターやスマホの充電にも使っていた事によりバッテリーが弱っていた所にへ、無理やり充電したことが決定打となり突然死したようだ。

LiPoBattery is dead 02

LiFeバッテリーが突然死した時の症状

  • いきなりセルが回らなくなる
  • 押しがけでエンジンを始動するも、出先でも同様の症状=バッテリーが充電されていない
  • 最終的にはキーをONにしてもヘッドライトが点灯しなくなった=バッテリー残量ゼロ
  • 帰宅後にバッテリーケースを開けると、バッテリーがちょっと熱くなっていた
  • にもかかわらず、充電器に接続して充電開始!(危ない)
  • すると油性マジックのような臭いが発生!バッテリー本体が熱を持ち始める(ここで恐らく死亡)
  • その後、いくら充電してもインジケーターがLOWのまま

・・・というわけで、完全に死亡したLiFeバッテリー。

リチウムイオンバッテリーだと爆発するようなケースでも、リチウムフェライトバッテリーは爆発はしなかった。そういう意味では確かに安全かもしれない。

LiPoBattery is dead 03

死亡直後の電圧は10V以下。
さらに翌日は9V以下に降下。

こうなると全く使い物にならない。

新しいバッテリーはどうするか?

とりあえずバッテリーを購入することになったが、同じLiFeにするか?それとも鉛バッテリーに戻すか?で結構悩んだ。

安価な台湾ユアサは当たり外れが激しく、以前使っていたPCX用のバッテリーは1年足らずで使えなくなった経験があるので、それなら最初からLiFeバッテリーにした方が得。軽量化については、もはや250SBには鉄のリアキャリアにGIVI箱を取り付けているくらいなので、今更バッテリーだけを軽量化してもあんまり意味がない。

というわけで、LiFeバッテリーでもない鉛バッテリーでもない、ジェルバッテリーを選択した。

プラスバッテリー PTX7L-BS シールド式 ジェルタイプ バイク用 7L-BS ジェベル125 ジェベル200/250

 プラスバッテリー PTX7L-BS

ジェルバッテリーとは

ジェル・・・なんだか新しい気がするバッテリーだが、中身は鉛バッテリーと同じ。

通常のバッテリー液の代わりにジェル状の液体が入っていて、バッテリーを横にしたり斜めにして取り付けるような車両(PCXとか)には丁度いいらしい。

メリットはそのくらいで、重さなどは鉛バッテリーと変わらない。価格は台湾ユアサと同じくらいだったので、それならジェルバッテリーを一度試してみようということで、プラスバッテリーというメーカーのジェルバッテリーを購入してみた。

LiPoBattery is dead 01

いざ到着して手に持ってみると、LiFeバッテリーと比べると圧倒的に重い!

ずっしり・・・

これを取り付けるのか。

LiPoBattery is dead 04

充電を済ませてから電圧チェック。

新品だから当然だけど、セルも勢いよく回っていい感じ。

夜間に寒くなっても、儀式要らずですぐにセルを回せるのは便利だが、いかんせん重すぎるのがネック。

マスの集中化といって、重いパーツを車体の中央に持ってきている設計の新しいバイクならそんなに気にはならないが、古いバイクだとバッテリーは軽いに越したことはないし、ちょっと悩むところかもしれない。

実用性を取るか、軽量化を取るか。
そのバイクの使い方次第で意見は分かれるだろう。

かといってLiFeバッテリーも未だにマイナーなままだし、EVバイクが主流になるまでは、このまま鉛バッテリーと並行していくんだろうな。