ツーリングプランの2021年分が11月8日からいきなり開始された。
実施期間は11月30日までなので、かなり短くなる!
1ヶ月もない!
ツーリングプランとは、NEXCOが毎年実施しているバイクで高速道路の走行が定額になるキャンペーン。例えば、阪和道コースなら2,500円で2日間乗り降り自由、熊本・宮崎・鹿児島コースなら4,600円で3日間乗り降り自由となる。使い方によっては格安で高速道路を利用することができるので、1泊2日のツーリングで利用するのに丁度いい。
また、GoToトラベルが近く再開されるようなので、移動はツーリングプランで、宿泊はGoToトラベルを使うとさらにお得感が増す。さらに、各都道府県が独自に実施しているキャンペーンも利用できればさらにお得だ。
ただ、このツーリングプランを利用するのには条件があり、それがちょっと面倒くさい。
ツーリングプランを使うのに必要なもの
- ETC搭載のバイク
- Webサイトで事前申し込み(ETCカード番号とナンバープレート情報必須)
何が面倒くさいかって、事前申し込みには利用開始日時を指定しないといけないことだ。予め予定を練り込んだ状態で申し込むようになっているので、いざ思い立って使うという類のものではない。自由気ままなバイク乗りとは相反するプランのように感じる。
ツーリングプランの注意点
- 対象エリア外のICから乗って対象エリア内のルートを走り、対象エリア外のICで降りた場合は正規の料金を払わされる場合がある
これがちょっとややこしい。
見てこれ!
その区間だけ定額で走れる場合もあれば、対象外になる場合もあるっていう謎仕様。なので、エリアのICからエリアのICまで走ったら一回高速を降りて精算して、確実にプラン料金になるようにしないと怖くて使いにくい。
また、定額で走れるコースがちょっと微妙という点もある。
関西エリアに阪神高速を組み込んだプランは無く、淡路島や四国に向かうための京阪神エリアを定額で抜けたいというニーズには答えられない。ここが一番重要な気がするんだけど。高速道路なんて、むしろそういう市街地の信号まみれ慢性渋滞エリアでこそサクッと使いたいわけで。阪神高速で京阪神エリアから淡路島を縦断して徳島入りできるまでのコースが2日間2,500円ないしは3,100円なら、使う人はそれなりにいるだろう。
あと、2日間という制限があるのもちょっと使いにくい気がする。
ツーリングプランは観光めぐりじゃなくて目的地までの移動のために使う人が殆どだと思うが、現地で数日滞在するという場合には片道分しか使えないので、ツーリングプランの料金よりも休日割引料金の方が安いこともある。また、ツーリングプランの対象エリアに活動範囲が縛られる可能性もあるっていうか、無意識で絶対そうなるのであんまり自由気ままなツーリングには向いていない。
ただ、東北道・常磐道コースワイド、東海北陸道・北陸道コース、熊本・宮崎・鹿児島コースに関しては、やや料金が高いが3日間使えるので高速道路を利用しながら観光めぐりが十分可能となっている。
何がいいたいかというと、阪神高速プランを出してくれ!ということと、各コースで3日間プランも出してくれということ。