PCXは盗難率が高い?暗躍するPCX窃盗グループの手口

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少し前のニュースですが、東大阪で盗んだPCXを大量に売っていた窃盗グループが逮捕されるという事件がありました。

で、このニュースで明らかになったのが、2017年1月〜2018年2月までの期間中、大阪府内で盗難されたPCXが約350台という衝撃の事実。1ヶ月で約27台が盗難されている計算、しかも被害届があったものだけで。被害届を出さずに諦めた例を加えるともっといくでしょうね。

さすが原付二種界のプリウス。

どうやらこいつらは、娯楽施設など出先で駐車しているガードユルユルなPCXを狙って犯行に及んでいたようです。

確かに出先ではハンドルロックのみという場合が殆ど、まさかPCXがパクられるとは誰も思いませんもんね。

そうやって盗んだPCXは、車体番号を改ざん(フレームの刻印をいじる)して役所に登録し直して、それをフリマアプリで1台15万〜20万円で販売していたということです。

125cc以上だと陸運局の管轄になりますが、125cc未満だと市役所・区役所の管轄になるので、担当者が適当なヤツなら簡単にナンバーを発行してもらえるということで、数が多くて原付二種の中で一番リセールバリューが高いPCXが狙われたのでしょう。

東大阪市内の駐車場でホンダ製スクーター「PCX」を盗んだとして、大阪府警は7日、同市加納6、水槽販売会社経営、中西秀樹容疑者(31)ら男女5人を窃盗容疑で逮捕、送検したと発表した。大阪府内では昨年1月から今年2月末までに少なくともPCXが約350台盗まれる被害が相次いでおり、府警は関連を調べている。 逮捕容疑は今年1月24日夜、東大阪市中石切町6の娯楽施設の駐車場で、PCX1台(時価約15万円相当)を盗んだとしている。

これ購入した人も悲惨ですね。

警察から連絡が来るでしょうし、場合によっては返却しなければならないか?というか、フレームナンバー偽造された車体なのでそもそも乗ったら駄目でしょうし、もし任意保険に入っている場合など全部パーになりますね。

というわけで、PCXは結構狙われてるぞ!気をつけろ!という話でした。