新しいヘルメット、SHOEI Z-8にBluetoothスピーカーを取り付ける

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Z8 Speaker Install DIY 02

いい加減そろそろヘルメットを買い替えたいので、色々チェックしていたら、SHOEIのヘルメットをネット通販で購入するには、公式サイトか正規認定販売店のWebikeとナップスでしか購入できなくなっていたことに気づいた。

以前はAmazonや楽天でも買えたけど、今はSHOEIのヘルメットをAmazonや楽天で検索しても正規取扱商品が出てこないのは、そういう理由があったようだ。

不用品をヤフオクに出した時に、SHOEIの内装がグズグズに劣化してウレタンが崩壊しているヘルメットがそこそこの値段で売れたのも、この影響があったのかもしれない。(あんなのよく売れたなぁ・・・コスプレにでも使うのだろうか?)

ヘルメットを選ぶ

ヘルメットで最も重要視したいのが快適性だ。デザインやカラーは当然として、まず軽いことが最重要。次に、風の抵抗を受けにくいこと。シールドに密閉性があり風切り音がしないこと。ベンチレーションが上手く機能していることなどもヘルメットを選ぶ基準になる。

その結果、購入候補をSHOEIのZ-8GT-Air IIの2つに絞った。

価格帯はどちらも同じで、Z-8はスポーツ向け、GT-Air IIはツーリング向けという分野の違うフルフェイスヘルメットとなっている。

Z-8はオーソドックスなフルフェイスヘルメットで、とにかく軽い。シールドがセンターで開閉するようになっていてちょっと癖があるのと、GoProのヘルメットマウント場所を考える必要があるという点が気にはなるが、軽いのと帽体がコンパクトなので、XLサイズでも見た目が割とスッキリしている。

Z-8の重さ

  • XS:1,331g
  • S:1,347g
  • M:1,384g
  • L:1,415g
  • XL:1,467g
  • XXL:1,530g

GT-Air IIの重さ

  • S:1,521g
  • M:1,563g
  • L:1,579g
  • XL:1,626g
  • XXL:1,585g

GT-Air IIはインナーサンバイザーが搭載されていて、走行中に可動できるというのが最大のポイント。サングラス要らずで走行できて、トンネルに入る時はサンバイザーを上げることができる。確かにツーリング用途ではめっちゃ魅力的だが、Z-8と比べてちょっと重さが気になる。また、GT-Air IIが登場したのは2019年、Z-8は2021年に登場ということで、Z-8の方が設計が新しく、今後数年は型落ちにならない安心感がある。

この違いが決定打になり、購入候補をZ-8に絞った。

帽体の大きさについて

帽体=ヘルメットの外装。

今使っているヘルメットはXLサイズだが、XLのヘルメットは、XXLと同じ帽体が使われているので、かぶった状態は相当大きく感じる。それで「頭でっかち」な「宇宙飛行士」っぽい見た目になる。

手足の長い欧米人なら頭でっかちなヘルメットでも様になるが、手足の短い日本人・アジア人が頭でっかちヘルメットをかぶると、なかなかコミカルなシルエットになってしまうので、気にしている人は多いようだ。

Z-8の帽体サイズもXLとXXLが同じ。

ライナーサイズもXLとXXLで共通となっている。

Z-8のサイズの違い

  • XS (53cm)
  • S (55cm)
  • M (57cm)
  • L (59cm)
  • XL (61cm)
  • XXL (63cm)

頭のサイズを計測してみると、MはキツキツでLとXLの両方行けそうなんだけど、こればっかりは実際にかぶってみないとわからない。というわけで、LにするかXLにするかはバイク用品店で試着してから決めることにした。今使っているXLも、ちょっとスポンジ追加してるからLでもいけるかもしれないし。

結果から言うと、XLでも新品はフィット感がエグいのでXLでちょうどいいということになった。

SHOEI Z-8をチェックする

Z8 Speaker Install DIY 01

バイザーはセンターロック。
最初は違和感がある。

Z8 Speaker Install DIY 04

ベンチレーションは大きめ。
虫が入りそうだ。

XLだが、帽体が小さく感じるのはさすが。
バイザーの角度やデザインでコンパクトに見せるように努力しているのがわかる。

実際に装着してちょっと走ってみた

とはいえ新品のヘルメット、いきなり汗まみれになるのはもったいないので、日が沈んで涼しくなった夜間に走ってみた。

さすが最新設計のSHOEIヘルメットだけあって、非常に快適性が高い。フィッティングしていないデフォの状態でもピッタリフィットしてくれるのと、静音性もかなりあるので音疲れがしにくい。それでいて音はちゃんと通る。バイクの騒音は低減されるのに、それ以外の音はちゃんと聞こえるという絶妙なバランス。

おそらく、チークパッドがいい感じなんだと思う。これがヘタってくるとまた違ってくるだろうけど、今の所は全く不満は無い。

風切り音は、ベンチレーションを開けているとそれなりにするが、不快ではない。ヘルメットの構造上、車のように完全に密封することはできないので、どこかしら風切り音は発生してしまうものだし、バイク乗りなら慣れているというものあるけど。それでも、SHOEIの現行ヘルメットの中では、最も静音性が高いといっても良いだろう。

センターロックのバイザーも、慣れるとあまり気にならないし、むしろ、パチン!としっかり閉まるので安心感がある。風圧もうまい具合に受流してくれるようで、高速走行中でも頭を自由に動かせるほど安定感がある。

フィット感があり、静音性が高く、風の抵抗を受けづらい為、メチャクチャ快適性がアップする。その結果、思ったよりもスピードが出ていることがあるので、そこは注意したい。

ただ、真夏の日中に関しては、内装がヘタってスカスカになっている前のヘルメットの方が快適だし気楽だろう。

シーンによって使い分けていこう。

ヘルメットにスピーカーを仕込む

Z8 Speaker Install DIY 08

ヘルメットに内蔵するスピーカー。
昔は専用品といえばビーコムしかなかったが、今はBluetoothスピーカー(マイク付き)が3,000円ほどで売っているのでそれを使うと簡単。

ただ、低価格帯には謎メーカーの中華製品しか無いので、音質がちょっと不安というのがある。バイクで走りながら通話しないのであれば、スピーカー・イヤホン+Bluetoothレシーバーという組み合わせが今でも鉄板だろう。

Z8 Speaker Install DIY 07

取り付けるのは、このタイプのイヤホン。
2000年代に流行った耳掛けイヤホン!
まだ売ってるんだね。

エモいぜ。
そして、安いぜ。

700円くらい。

Z8 Speaker Install DIY 11

取り付けはマジックテープを使う。
これも100円ショップで手に入るようになった。

最初は間違えて縫製タイプを購入してしまい、結局、シール付きタイプを購入するはめに。間違えないように注意してください。

Z8 Speaker Install DIY 06

イヤホンから耳掛けのパーツを取り外して、マジックテープで着脱できるようにする。

配線はインナーの中をうまく通して収納しよう。

Z8 Speaker Install DIY 10

Z-8はケーブルの収納がやりやすい。

Z8 Speaker Install DIY 09

あとは、スマートフォンとペアリングするBluetoothレシーバーをヘルメットに取り付ける。

取り付けはもちろんマジックテープ。
取り付け位置はお好みで。

これと同じタイミングでBluetoothレシーバーのバッテリーが死んでしまい、買い替えすることになった。

これまで使っていたBluetoothレシーバーはAukeyというメーカーの製品。コンパクトでヘルメットに取り付けるには良かったが、AmazonでやらかしてBANされてからは取り扱いが無くなってしまった。

今回は、バッテリー容量がもう少し多くて、Bluetooth 5.0に対応しているレシーバーにしてみた。

ちょっと大きいけど、USB-Cで充電できてペアリングの速度も早くてさすが最新モデルという感じ。

これでちょっとは快適性もアップするかな?

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