前回、(といっても1年前)250SBに装着したJAFIRSTのHID(H4タイプ)のグレア対策を実施。
グレアとは、ロービームにしてもハイビーム並に上の方向に乱反射した光りが飛ぶという現象、中華HIDをポン付けすると殆どがこの現象になる。たまにめちゃ眩しい車がいるけど、ああいうのは殆どコレ。JAFIRSTのHIDバルブを見ると、一応、遮光板は付いているのでこれでもマシな方のようだけどね・・・。
対策としては、アルミ板でシェードにあるスリットを覆うという方法が用いられる。
用意した物
- 厚み0.3mmのアルミ板
- KURE 耐熱ブラックスプレー
- 精密+ドライバー
- ハサミ
グレア対策で参考にしたページ
- 【大成功】ヘッドライトHIDグレア対策 – いわゆるリターンライダーです
- バイクに乗っていい加減な日々 XT660R HID グレア対策加工 その2
- HIDグレア対策(その弐)
- HIDのグレア光対策(^O^)|てんの改悪記
スリットをアルミ板で全部覆う派とチョットだけ残す派などやり方は千差万別なあたり、確実な方法が確立されていない証し。というわけで好みで適当にやっていくことにした。(アルミ板は豊富にあるしね)
アルミ板をハサミでジョキジョキ。
アルミを切れるカッターが無かったので、全部ハサミで。
何度か試作してみて良い感じのができた。
250SBは1灯式の為、全部覆うのは光量不足が心配だったので上にちょっとだけスリットを空けてみた。
耐熱ブラックをスプレーして一晩置く。
組み込むと、見た目はそれっぽい感じに。
さて、どうでしょうか。
ヘッドライトユニットに入れる前に、空焼き(HIDを点灯させる)して耐熱ブラックの塗装を焼くことを忘れずに。Lo – Hiを切り替えながら数分程度やって、煙が出なくなったらOK。
面倒臭い作業はこれだけ。
試走してみたところ、グレアはかなり減って上のカットラインもちゃんと出ている。その反面、光量は若干落ちて、ハイビームにしても以前よりは明るくない感じ。ロービームだと街灯の無い山道は不安なレベルに落ちた印象。
とはいえ、初回にしてはまずまずの結果。
HIDバルブの構造も分かったので、次回はもっと良い結果に期待したい。
今後試すタイプの候補としては、こんなのを検討↓
- 下の部分にスリットを空けて、耐熱ブラック塗装をする
- 全部覆って、耐熱ブラック塗装をしない
1番は簡単なように見えて、スリットの大きさでかなり結果が変わりそう。2番の全部覆ってそのままは、下に光りが一切漏れないが、反射したものが上のリフレクターで増幅されていい感じになるかもと想像。