2013年8月某日、前々日あたりより水の濁りが発生しており、外出して帰宅すると50匹前後のルリーシュリンプの死骸を発見。高水温によるダメージだろうと勝手に判断して、死骸を取り除くだけで済ませたところ、その翌日にはさらに50匹前後の死骸が・・・。
水も濁りが酷く腐っている?ような状態にも見え、ニオイもあるので念入りに調べた所、なんとエーハイムから水が出ていないことが判明。ルリー達は、この猛暑の中、濾過装置が停止した状態のまま2~3日過ごしたことになります。
その為、亜硝酸濃度の急上昇と酸欠により大量死が起こったのでしょう。
急遽、生存しているルリーの一部をプリンカップに入れ、プラケに退避。残ったエビ達はそのままにして、水槽の水を半分換水しました。次に、フィルターをチェックしたところ、水草が腐ったような茶色の物体がストレーナーやパイプなどに詰まっており、これが水の進路を妨害していたようです。
残ったルリー達を全滅させまいと焦燥感に駆られながらも、ドロドロのエーハイムを清掃して、念のため、フィルター内に活性炭を入れて無事に再稼働。その後は安定しており、一匹も死亡せず数日が経過しています。
今回のトラブルで大きな個体は全て全滅してしまい、残ったのはチビ達や若い個体のみ。折角順調に繁殖していたのに残念ですが、ひとまず全滅しなかったのは不幸中の幸いといえます。
エーハイムのパイプに藻のようなものがユラユラし始めたら、一度、大規模な掃除を行うことをオススメします。