タイヤの付いている乗り物にとって、タイヤの空気圧チェックは安全に走るために欠かせない。
教習所でも、毎回乗る前にタイヤを指で押して空気圧があるかどうかをチェックさせられたし、路面との接地面がビスケットサイズしかないバイクにとっては、安全に走行するために最も重要なのがタイヤだといわれている。
タイヤの指押し確認は、乗る前や長距離を走る時などは毎回やっておくべき。
それでも、ちゃんと空気圧をチェックしてみると、全然既定値じゃなかったりする。
タイヤの空気圧が高いと?
- 路面との接地面が小さくなる
- 燃費が向上する
- タイヤが早く摩耗する
- 路面の凹凸を拾いやすくなる
タイヤの空気圧が低いと?
- 路面との接地面が大きくなる
- 燃費が低下する
- 操作性が悪くなる
- 乗り心地がちょっと良くなる
オフロードバイクの場合、オンロードでは空気圧を既定値にしてオフロードを走る時は空気圧を低くするのが定番となっているのはこのため。普通に舗装路をツーリングするだけなら、空気圧はメーカー既定値に設定するのがベスト。
空気圧が低下する理由
- タイヤから自然に空気抜けていく(1ヶ月で5%が抜ける)
- タイヤのビードとホイールの隙間から抜ける
- 釘などが刺さっていて、そこから抜ける
- 温度差で空気圧が変わる
ゴムタイヤには、何もしていなくてもタイヤから空気が抜けていくという性質があるので、長期間乗っていないバイクに乗る時は、必ず空気を入れるべき。定期的に乗っているバイクであっても、こまめに空気圧をチェックしておきたい。
空気圧をチェックする
空気圧を測定できるエアゲージは、空気入れやコンプレッサーに付いているが、エアゲージ単体を持っていると便利。
エアバルブに当てるだけで空気圧を測定できる。
空気入れについては、米式バルブに使えるものを選ぼう。
おざなりにしがちなタイヤの空気圧だけど、一番重要なポイントなのでちゃんと管理していきたい。操作性と燃費向上になると言われれば、やらない理由はないよね。
エーモン(amon) エアゲージ 最大測定値500kPa