iOS 15.4の新機能として、マスクを着けたままでFace IDが使えるようになる。
iPhone 12やiPhone 13のみで利用できる機能だが、iOS 15.4が正式リリースされれば話題の機能になるだろう。
これまでは、目、鼻、口の凹凸を赤外線で読み取って認証していたものが、目の特徴だけで読み取るように設定できるようになったので、マスクを装着していてもFace IDでロック解除ができるようになったのだ!最初から対応しとけよという機能だが、まあ頭の固いAppleなのでしょーがない。
でも、ちょっと待てよ!
目の特徴だけで・・・ってことは、フルフェイスヘルメットでもいけるのでは?
設定でマスク着用時にFace IDを使用にをONすると、マスクをしたままでも使えるようになる。
さらに、マスクと眼鏡のコンボにも対応している。
では、ヘルメット装着時はどうだろう?
ヘルメットをしたままでロック解除はできるのか?
iPhoneを覗き込むと・・・
ロック解除に成功!
目だけでFace IDのロック解除をするには「iPhoneを注視しないといけない」と注意書きがあるが、1mくらい離しても使えたので、そこまで判定はシビアではないようだ。
メガネOKなのでまさかとは思ったが、シールド越しに目を認識できるのは凄い。
メガネはOKだけどサングラスはNGなので、濃いスモークシールドやミラーシールドだとそのままでは使えないが、シールドを上げて目を出せば使えるだろう。
iOS 15.4は、バイク乗りにとっては嬉しいアップデートになる。
ただし、バイクでiPhone 12やiPhone 13を使う時には1つ注意点がある。
それは、スマホホルダーでバイクの車体にマウントすると、バイクのエンジンからの微振動の影響を受けて、カメラのセンサーシフト手ブレ補正機能やオートフォーカス機能がぶっ壊れる恐れがあるということだ。
どうせ単気筒の振動でしょ?と思ったら、4気筒のバイクが一番ヤバいらしい。よくわからんが振動の周波数がちょうど絶妙にカメラセンサーには効いちゃうらしい。
これはApple自ら注意喚起するほど多発している症状なので、ナビなどでバイクの車体にマウントするのなら、iPhoneではなく安い中華Androidにされることをおすすめする。