動画のワンポイントにいいかな?とドローンを初めた。
入門用に選んだのは、Holy Stoneの「HS165-2K」という小型ドローン。
バッテリー込みでも重さが200g以下なので、航空法の対象外というモデル。さらに、コンパクトなので持ち運びが容易。DJIの某ドローンよりも圧倒的に安い!という点でこちらを選んだ。
今後の航空法の改正では200g以下のドローンも対象となるが、国土地理院の定めている人口密集地や空港の近くと飛行空域を避ければ飛ばすことは可能なので、そんなに気にしていない。それどころか、そうなったらもはや200gにこだわる必要も無くなるので、もっとエグい機種に買い替えてやろうかとも思っている!
HS165-2Kのポイント
- 重さが200g以下で航空法の対象外(今後の改正で対象になる予定)
- 2K HDカメラ搭載(???2KなのかHDなのかハッキリして)
- 折りたたみ式でバイクでも持ち運べる
- フォローミー、ウェイポイント、ホバリング、リターン、ヘッドレス、二段階スピード切り替えに対応
- 最大操作距離:300〜400m
- 画像伝送距離:50m
ドローンは誰でも扱える
離陸と着陸はオートでやってくれるし、ホバリングはGPSで補正されるので、人間がやることはそう多くない。
使ってみて分かったのが、誰でも簡単に扱えるということ。
色々あるモードの使い方も、1つずつ覚えていけばいいし。
カメラの画質はそれなり
一応、これでも空撮用に購入したので、気になるのが動画や写真の画質。
正直、あんまり期待していなかったが・・・写真はまずまずだった。
拡大するとのっぺりしていて、まるで絵!のようだが、縮小してやるといい具合に見える。
こちらはただ縮小しただけ。
レタッチや色補正は行っていない。
動画の方はというと、画質はまあ写真と同等レベルなのだが、スタビライザーが付いていないので、とにかくブレまくるのが無理。そして24fpsなのでフレームレートが低くてブレ感が増す。ドローンをホバリングさせている時に風でも吹こうもんならグワングワン!
レンズもそんなにいいやつじゃないので、薄暗くなってくるとかなり画質が悪くなる。
これを空撮メイン動画にするのはまず無理。
自分はワンポイントとして使うだけなので、まあいいかな?という感じだけど。不満はある。
撮影ファイルを本体のmicroSDに保存する
動画や写真を撮影するとペアリングしているスマートフォンに保存するか、本体のmicroSDカードに保存される。これがちょっと分かりにくい。設定で本体に保存するという項目が無いのだ。説明書がシンプルすぎてこの辺の情報が記載されておらず、ちょっと苦労した。
いろいろ試してみた結果、FAT32でフォーマットしたmicroSDカードを使うと上手くいくことが判明した。
ただ、ちょっと判定がシビア?で、撮影していてもmicroSDカードに保存されていないことがある。
スマートフォン側に保存されるファイルの解像度は2Kではなく1080pになるのと、ドローンが離れた場所にあると画質が落ちたりするので、できればmicroSDカードに保存したいんだが・・・。
ドローンの電源を入れた状態でmicroSDカードを抜き差し、実際に撮影してみてmicroSDに保存されているか?飛行前にチェックをする必要がある。
撮影用に買ったけど・・・意外な楽しみを発見
こちらのドローンは撮影機材の入門用として試しに購入したのだが、操作に慣れようとして河川敷でドローンを飛ばしていく内に、ドローンを飛ばすことの楽しさに次第に魅了されている。
GPSとリンクしてから離陸してホバリングする様子はまさにサイバーそのものだし、フォローミーモードで自動追尾してくる様子はペットのようで可愛らしい。
買ったばっかりっていうのもあるけどね。
HS165-2Kの主なスペック
- 最大操作距離:300~400m(干渉なし、障害物なしの場合)
- 飛行時間:13~15分(バッテリー1個)
- 機体バッテリー:7.4V 880mAh
- 送信機バッテリー:3.7V 300mAh(内蔵)
- 機体バッテリー充電時間:約120分
- 送信機充電時間:約60~80分
- 写真形式:JPEG
- 映像形式:AVI
- 画像伝送可能距離:50m(干渉なし、障害物なし)
- 画素数:2560x1440p(SDカード側)、1920x1080p(スマートフォン側)
- 本体サイズ:262 x 180 x 51 mm
- 量さ:170g