PCXのウェイトローラーを12gに交換するだけで、1psアップするとかしないとか。そんな、雑紙に掲載されていたおすすめのお手軽チューンをやってみました。
その結果、かなり出足の加速が良くなりました。
スロットルをちょっと回すだけでも回転数が実用域まですぐ上がって、メーターの12時の方向までキューンとスムーズに加速。最高速も限界までちゃんと伸びます。(平地なら)
トルクは若干無くなるものの、いよいよスクーターっぽいキビキビとした乗り味に変化しました。大して手間もかからず、この変化は美味しいですね。
使用した工具
- +ドライバー
- ソケットレンチ
- ソケット(ディープ8mm, 10mm, 22mm)
- インパクトドライバー用ソケット(22mm)
- キタコトルクレンチ
- ホームセンターで3980円のトルクレンチ
- ユニバーサルホルダー
用意したパーツ
- ウェイトローラー 12g
- Lカバー ガスケット(11395-kwn-900)
作業する際の注意点
- ボルトは指定トルクで締め付ける。
- ベルトやプーリーに油が付かないようにする。
- ウェイトローラーの向きに注意する。
まず、サイドカバーを外します。
フロアステップのゴムを取り外して、ネジ6本とボルトを取り外し。サイドカバー下のツメを外してから上のツメを外して取り外します。(取り付けるときは逆に上から下。)
次に、クランクケースのアウターカバーを外します。
ウチのはタイ仕様なので、日本仕様のような黒いカバーは付いておらず直ぐに8mmボルトへアクセスできます。あとは、8mmボルトを外してアウターカバーを外し、ユニバーサルホルダーでプーリーを固定して22mmのソケットでナットを緩めます。
このナットはめちゃ固いので、インパクトドライバーでやると楽です。
プーリーを取り外してベルトを退けて、ドライブフェースを取り外します。(ウェイトローラーが落ちないように裏側から挟む。)
ウェイトローラーの取り付けは、説明書をよく読んで方向を間違えないようにして下さい。
締め付けトルク
- ドライブフェースのナット22mm(54N.m)
- クランクケースアウターカバーの8mmボルト(0.8N.m)
- (日本仕様のみ)アウターカバーの6角ボルト(10N.m)
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