行列と人混みと哀しみの大阪モーターサイクルショー2022

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2年ぶりに開催された大阪モーターサイクルショー2022に行ってきた。

今回よりチケットの購入方法が完全にオンラインのみとなり、公式サイトから手続きを行いPayPayで決済するだけ。大人は1,700円、高校生以下は無料。来年以降もこのシステムなら、若者にとっては暇つぶしのイベントとしていいかもしれない。

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あいにくの雨で会場のインテックス大阪周辺は人はまばら。

閑散としていて、これは期待できるか!?と思いきや、会場の中に入ると、国内メーカーのブースのみ人がめちゃくちゃ殺到していた。

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ホンダブースが異常に人気。

まるで、PS5のゲリラ販売が行われているのかと思うくらいの行列。ブースの中もめっちゃ人が多くて、いわばまさに密。カブ125ベースのダックス125と、Hawk 11とかいう微妙バイクのワールドプレミアがあったとはいえ、これは多すぎる。

今の大阪の感染人数を知っているなら、この人混みの中に入るのはちょっと勇気がいる。

コロナ対策の為にブースの入場制限を行うことで、順番待ちの行列を生み出し、行列ができているとなぜか並びたがる奴がいるので、行列がさらに延びる。結果、何もしていない時より密が発生しているというアホな状態になっていた。

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スズキブースは比較的空いていた。

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カワサキブースは、ホンダの次くらいに混んでいた。

Ninja H2 SXが展示されていたくらいだが、緑色は人を本能的に寄せ付けるのかもしれない。

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ヤマハブースは2つに分かれていて、片方はかなりの人混み、もう片方は空いていた。

この展示車両、MT-07の派生モデルのようにも見えるが、MT-09 Cyber Rallyというモデル。エキパイが自分の乗っている初期型MT-09とは全く違っている。MVアグスタ的な曲線デザインで、エイリアンっぽくもあって面白い。

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こちらは電動バイク。

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どこかで見たようなデザイン。

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今回一番良かったのがこちら。
アプリリアのなんとかかんとかというミドルクラスのアドベンチャーバイク。

ヘッドライトのデザインが良い。

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このヘッドライトの形。
モビルスーツやトランスフォーマーっぽさがあり、オタク心をくすぐる。

そして、毎年出展しているロシアのバイクメーカーUralは出展をキャンセルしていた。側車付きの軍用バイクみたいな車両を販売している面白いメーカーだ。しょーもないクレームでも入ったのか?ちょっと心配になった。

年々ショボくなっていく大阪モーターサイクルショーだが、今年はさらにショボまっていて色々とカオスだった。

来年もこんな感じで行列を作るようなら、自分は絶対に行かないだろう。規模を小さくしてでも屋外展示のイベントにするべきだったと思う。