電動スクーター「PCX ELECTRIC」のリース販売が開始され、諸元やディテールが発表されました。さらに、モニター募集も行われています。
まずリースですが、個人事業主や企業向けのもので、リース料金は期間・プラン等により異なります。また、首都圏におけるバイクシェアリングサービスと、観光地でのバイクレンタルサービスの実証実験を2019年春から開始する予定とのこと。
気になる諸元については、出力が5.7ps@5500rpm、18Nm@500rpm。
電動モーターによる駆動なのでわずか500rpmで最大トルクが発生するということで、発進は凄く速そうな反面、最高出力はわずが5.7ps。これはどうなんでしょうか。昔の2スト50cc原付スクーターレベルと同等ですね。
サイズは、1,960×740×1,095mm。
ホイールベースは従来のPCXよりもやや延長されているようです。
重量は144kg。
タイヤはフロント100のリア120、どちらも14インチ。
バッテリーパックは50.4V/20.8Ah×2個。
ラゲッジスペースには500mlのペットボトルが入る他、USB電源の取り出しも可能。
鍵はスマートキーで、持ったままPCXに近づくだけでノブを回してエンジンっていうかモーターの始動が可能。
メットインは、ほぼバッテリーパックで占められているので、実用で使うならリアキャリアとGIVI箱は必須。
なお、モニター募集については、一般のユーザーも募集可能なようです。
第一期のモニター募集要件は、東京および神奈川在住の30名、2ヶ月間PCX ELECTRICを使って意見や要望を伝えるということです。期間は2019年3月1日から4月26日。
第二期のモニターは2019年6月1日から2019年8月2日まで。
かなりタフコンディションでのモニターになりそうですが、こちらは大阪および兵庫県在住の30名がモニターになることができます。
購入して所有するのではなく、バイクシェアやレンタルでサクッと乗る用途として使われるんですね。確かに、そっちのほうがいいかもね。
Source: PCX ELECTRIC | Honda