初めてのバイクのパンク修理で悪戦苦闘、パンク修理キットは鮮度が命!?

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Repair flattire 04

塩カルを撒いている山道の道路を走ってしまったので、バイクの足回りを軽く洗車していたら、タイヤに異物が刺さっているのを発見。タイヤを水で濡らすとプツプツと気泡ができるので、徐々に空気が漏れているようだ。

10年寝かせたパンク修理キットを試す時が来た!

というわけで、とりあえず異物を抜き取る。

Repair flattire 02

釘かと思ったけど、針金の一部のような金属片だった。

トラックの多い名阪とか四日市の方を走ったから、それで拾ったのかも。

Repair flattire 05

パンク修理キットはデイトナのやつ。
これはPCX用に購入したもので、実に10年以上寝かせたブツ!

パンク修理キットって、そうそう使う機会もないからね。すり抜けしまくって路肩走りまくるやつはパンクもしまくってそうだけど。

Repair flattire 07

チューブレスタイヤのパンク修理の手順は、手順だけ見ると実に簡単である。

  1. リーマーでパンク穴を拡大
  2. ゴムシール材をT型に装着してボンドを塗りまくる
  3. リーマーにもボンドを塗って、穴の中に数回出し入れする
  4. T型を穴に入れてゴムシール材を残して引き抜く
  5. 余ったゴムシール材を3mm程残してカット

しかし、実際にやってみるとちょっとムズかった。
ゴムシール材の挿入工程で、タイヤの中でゴムシール材がうまくカットされないのだ。

デイトナのキットには5本ほどゴムシール材が付いているが、それが全て駄目になった。原因はおそらく経年劣化によりゴムが硬化していたことだろう。

しゃーないので、バイクのタイヤにリーマーを挿した状態で作業は翌日に持ち越し。ゴムシール材とボンドだけのキットをAmazonで注文して翌日受け取り、作業再開。

Repair flattire 01

デイトナのキットにも追加用のがあるようだが、見つからなかったので、メルテックのキットにしてみた。ゴムシール材とボンドのセットで数百円。バイク専用じゃないけど、じゃないほうが安いっていう謎。

ゴムシール材は新品だけあり粘着性抜群。
サラミというか座敷犬のウンチというか、独特なゴムシール材だけど、こちらの方が一般的らしい。

Repair flattire 06

これはこれで粘着力がエグいので、穴の中になかなか入らない。

もしかしたら、キットが違うのでリーマーの経が違うのかもしれないけど。空気圧が抜けきっていると入れにくいので、ちょっと空気をいれてから作業。じわじわ〜〜っと入っていく感じで、なんとかうまくいった。

Repair flattire 03

最初は茶色だったゴムシール剤だが、50kmほど走ると、タイヤカスや路面の汚れを拾って真っ黒になり全く目立たなくなった。なんだかガムを踏んだみたいで、見てくれは悪いけど。

でも、この状態で何キロまで走れるんだろう?

走行に伴いタイヤは摩耗していくから、ゴムシール材も摩耗するわけで。ある程度摩耗するとゴムシール材がポンッ!って抜けないかな?とちょっと不安だったりする。

今回は、タイヤをかなり使い込んだ状態でパンクしたから、タイヤ交換で対応することができるけど、これが新品に履き替えたばっかりでパンクしてシール材ブチ込む事になったら、すごい嫌かも。

パンク修理キットって、ほんとに極稀にしか出番がないから、今回のように10年物をそのまま携帯している人もいるかもしれないけど、いざ使う時になってゴムシール材が経年劣化で駄目だったという羽目にならないように、ゴムシール材とボンドだけは使わなくても数年で更新した方がいいね。

デイトナ バイク用 パンク修理 チューブレスタイヤ用 エア補充可能 パンク修理キット 90407

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