250SBのチェーンが伸びすぎて、V字になっているダートの谷みたいな部分を走った時、チェーンがスイングアームに接触してちょっと削れてしまうという現象が発生。
ちょっと前まではニーハンのフルカウルモデル(CBR250Rかジクサー250SF)にでも乗り換えようかと思っていたんですけど、ダートも普通に入っていけるバイクじゃないとあんまり楽しめないということで、自賠責を更新して今後も乗ることにしたので、チェーンを新品に交換してあげることにしました。
このブログをチェックすると、前回、250SBのチェーンを交換したのが2013年の10月…てことは軽く6年前。メンテは定期的にやっているとはいえ、錆びも出てきてフロントスプロケの部分に赤錆みたいな粉が付くようになったし、さっさと交換しましょう!
ということで、交換することにしたのはいいのですが、チェーンカッターとかしめができるこのチェーンツールを使うのは実に6年ぶり。
使い方もど忘れしているので、以前YouTubeにアップした自分の動画でおさらいしてから使いました。
まずはチェーンカットから。
ここで問題発生!
チェーンカット用の棒を押し込み過ぎて戻らなくなった!?
チェーンのピン用の穴とチェーンカッターのピンがぴったりサイズで出てきません。
これは・・・
そうです、カシメ用のピンでチェーンをカットしていたんです!!!
できるもんですね。
チェーンから外れなくなったチェーンツールを取り外すのにはかなり苦労しました。ボルトを回して締め込むことで中のピンをチェーンから外すことに成功!?したと思ったら、カシメ用のピンが折れていました。
とりあえずチェーンからは外れたし、チェーンはカットできたけど・・・
圧入はできるので、とりあえず圧入だけ済ませました。
かしめは似たようなツールを注文して届いてからにする?かと思ったんですが、折れたピンを入れて使ってみることにしました。
すると・・・使える!
というわけで、チェーンツールをぶっ壊しつつもカシメまで完了することができました。
その代償でしょうか、かしめピンが中から出てこなくなりました。
これじゃ使えませんね。
どっちみち、次使う時には買い換えることになるので、あんまり問題はないけど。
これと似たようなチェーンカッター・カシメツールは数種類出回っていますが、全て同じというわけではないみたいですね。こちらのMINIMOTOのチェーンカッターは台湾製でそこそこ使えたんですが、2,500円くらいの中国製と思われる製品は精度が悪いという情報が出ています。
ただ今回の自分のように、使うべきピンとは違うピンを使ったことでピンが折れるなどのトラブルが発生したと思われる例もあるので、全てのレビューが参考になるかというとちょっと疑問ですね。
少なくともこのMINIMOTOというツールは、520サイズのチェーンの交換を行う分には問題ありませんでしたし。
ただ、複数台の面倒を自分で見ているという人、520サイズ以上のチェーン交換の場合は、ちょっと高いけどDIDのかし丸君を買うべきかも。
かし丸君というネーミングでかしめしかできないのか?と思いがちですが、チェーンカットもできます。対応サイズ:520、525、530、532まで。