このところ、ずーっと雨が降り続いている。
もう1週間くらいずーっと雨だ。
しかも、毎日のように結構な雨量が降っている。
気温は30度を下回るし日差しが無くなるので、8月中旬だというのに過ごしやすい。クーラーなんか必要ないレベルだ。真夏にしては珍しく眠りにつきやすいというメリットはあるが、とにかく洗濯物が乾きにくい!乾いてもなんかくせーッ!!水回りにカビが生える!バイクのシートにもカビが生える!というデメリットも生じる。
というわけで、対策方法をちょっと考えてみた。
これしか無い!洗濯物の生乾き臭対策
こちらについては、洗濯物の生乾き臭と戦ってきた者として、いくつかの対策方法を編み出している。
- 部屋干しなんちゃら系の洗剤は気休め
- 汗の染み込んだタオルなどは、熱湯をぶっかけて殺菌
- 靴下など緊急性の低い洗濯物は雨の前日に洗濯しない
- 雨予報になっている前日は、速乾性の素材を使った衣類を着用する
- 洗ったらすぐ干して扇風機やサーキュレーターで強制乾燥させる
- それでも駄目ならコインランドリーで乾燥機を使う
まず重要なのは、素材だ。
どうしても綿素材は乾燥しにくい。いくら殺菌して洗濯しても、乾燥するのに時間をかけてしまうと雑菌が繁殖して臭くなる傾向があるので、長雨予報になると速乾性の化繊100%の衣類やタオルを使うようにしている。アウトドアやスポーツ系のウェアなら大体すぐに乾燥する。
ゴミ袋の中に洗濯したものを入れて、袋のケツに通気用の穴を開けて、袋の入り口からドライヤーで熱風をあてるという「即席乾燥機」を使ったこともあったが、時間と手間がかかる割に大して乾燥しない事が判明してからは使っていない。それに、衣類につきっきりで乾燥させるなんて・・・愚の骨頂である。
最近の洗濯機には乾燥機能も付いているが、電気代がかかるばっかりであんまり良くない。電気で乾燥させるのはやっぱりパワーが足りないというか、コインランドリーのようにガス式でガーッと高温で乾燥させて殺菌もできるやつじゃないと、やっぱり妙な匂いが付いてしまう。
梅雨や長雨の時は、柔軟剤や消臭ビーズ系の洗剤で匂いを付けつつ、速乾性の素材をサクッと乾かすのがベストだろう。綿のタオルはマジで乾きにくいし雑菌が繁殖しやすいので、多少肌触りに難があっても、マイクロファイバータオルとかの化繊タオルを使うようにするといい。
水回りのカビ
これはまあ仕方ない。
カビが育つには栄養が必要なので、その栄養を絶つことで生えにくくすることはできる。
要するに、こまめに掃除しておく。
これだけでカビの発生は抑えられる。
カビの駆除にはカビキラーを使う手もあるが、キッチンハイターレベルでもそこそこいける。泡タイプのスプレー式のキッチンハイターは常備しておこう。
バイクのカビ
さて、やっとバイクの話題になるが、バイクを保管するときに車体に毛布やバスタオルなどをかけている人はいないだろうか?
車体 > 毛布orバスタオル > バイクカバー という順で保管している場合、こう雨が続くと中はヤバいことになっている。保管場所が雨に濡れない場所でも、毛布やバスタオルが空気中の湿気を含んでしまうので中が湿気てしまうのだ。それがカビやサビの原因になることがある。
実際に、かつて同じ保管方法でシートにカビが生えた。
ゲゲゲの鬼太郎のねずみ男の皮膚にある変な斑点みたいな形のカビが、シートにポツポツと出来ていて、ちょっとキモかったのを覚えている。バスタオルがかぶせてあった部分だけが見事にカビていたので、原因はバスタオルにあるのは確実だ。バスタオルはもちろん乾燥していたけど、雨の湿気を含んで雑菌が繁殖しやすい環境になっていたようだ。バイクカバーの内部で保湿されて長期間蒸れた状態になってしまったらしい。
傷防止のために毛布やバスタオルを車体にかぶせてバイクカバーをかぶせている人は、長雨の時は外しておいたほうがいいだろう。
じゃないとシートにカビが・・・あれはキモいわ。