250SBで2年間使用しているSkyrichのLiFeバッテリー。
今年の秋頃から、セルボタンを押しても「カチッ」というだけで回らない症状が発生。ヘッドライトなどは普通に点灯するのでバッテリー自体は生きている。
そういう時は、バイクを少し移動(5km/hくらい)させつつクラッチを繋いで(押しがけのショボい版)セルモーターを少しだけ回してやる、そしたらセルボタンでセルが回ってエンジンが掛かるようになる。
セルモーターが故障しかけてるのかと思いこんでいたけど、もしかして、バッテリーにセルモーターを回す電圧がないだけ?
本格的に寒くなってきたし、久しぶりにしっかり充電することにしました。
リチウムバッテリー用の充電器がないので普通のバッテリー充電器を使用。ちょっと怖いけど・・・充電完了ランプまで充電。
電圧をチェック。
14.4V。
ちょっと高め。
充電し終わったばっかりだから?
2018年の夏はかなり暑く、かなりの高温状態にさらされたバッテリー。
少し心配していましたがバッテリーの膨らみも見られず、まだ使えそうな感じ。
で、充電したバッテリーを戻してセル始動。
・・・カチッ!
かからず・・・
問題は250SBの方にあるっぽい?
と思ったら、儀式が不完全だったみたい。
しっかり儀式をするとセルが回るようになりました!
LiFeバッテリーの儀式って?
よく言われているLiFeバッテリーの儀式とは?
コールドブートをする時は、まずバッテリーを活性化させてからセルを回すことです。
鉛バッテリーのように、キーを回していきなりセルを回すのはNG!
だから、急いでいる時などには向きません。
通勤や通学に使うバイクなら、冬の間だけ鉛バッテリーに戻すほうがいいでしょうね。
では、厳冬期のLiFeバッテリーの活性化はどうやるのか?
- キーをオンにしてヘッドライトを点灯させる。
- ヘッドライトがLEDの場合は、ウインカー、またはハザードも同時点灯させる。
- 点灯時間は3分〜5分以上。
- 点灯終了後もできれば数分以上置いて、電圧がしっかり上がってからセルを回す。
点灯させるだけだと電圧がしっかり上がっていないので、しばらく時間を置くのが良いみたい。