結論からいうと、ガソリン添加剤(エンジン洗浄剤)の類の製品はどれもいっしょである。
PEAという洗浄剤が入っていればいいだけなので、好きなのを買えばいい。
製品によってPEAの配合量が異なるが、濃度が高ければいいというものでもなく適量が好ましいとされている。
「なんだか調子が良くなった気がする・・・」というプラシーボ効果を狙ったグッズでもあるので、安いやつでもいいだろということで、シュアラスターのスムースショットを投入してみた。
シュアラスター。ホムセンでよく見かけるメーカーだが、実は二輪にも使える。
ガソリン添加剤の価格はブランド力の高いワコーズが一番で、その次にヤマルーブ(YAMAHA)が続いている。これらの製品は基本的にホムセンには無い。内容量はどちらも200mlだが、シュアラスターは240mlとなっている。
安いけど薄いということになるのか?
シュアラスターのパッケージには、PEAがどれだけ入っているかは記載されていなかった。価格や容量から察すると、ワコーズやヤマルーブよりは少なそうではあるけど。
ちなみに、バイク専用品をうたっているのはヤマルーブのみ。ヤマルーブだけ謎のトロみがあるのでバイクの高回転エンジン向きなのかも?気になる方はヤマルーブを選ぶといいでしょう。
これまで、ハイオクガソリンには洗浄剤が入っているものとされていたが、日本で流通しているハイオクガソリンにはガソリン洗浄剤が入っておらず、さらにはレギュラーガソリンで薄めているという疑惑まで出てきたので、ハイオクガソリンに含まれている洗浄剤はまったくあてにできない状態。なんじゃそりゃ・・・
2020年、コスモ石油が「スーパーマグナム」のブランドで販売するハイオクガソリンに、エンジンの汚れを取り除く添加剤が入っていないことが判明した。
あのバカ高いスーパーマグナムに洗浄剤が入っていなかっただと・・・!?
ひでえひでえ!
つまり、ハイオク仕様車にもこの手のPEA入りの洗浄剤は効果的ということになる。
多用するならやっぱりコストは下げたいというわけで、今回のシュアラスターは割といい選択かもしれない。