11月に入りそろそろ寒くなってきたので、久々に根魚狙いに地磯へGoしたのですが、釣果はカサゴ1匹と変な小魚が1匹という貧果に終わりました。
海に行って感じた事は「やっぱりまだ暖かい」ということです。バスを釣っていた山側の気温よりも5度以上は高いんじゃないでしょうか、動いていればアウター要らずでした。そうなると、当然海水温も高いわけで、これではメバルもカサゴもシャローまで来てくれません。
反動で12月になると去年以上に寒くなるそうなのですが、それはそれであまり良くないような・・・。
盆以降も密かに釣行を続けていますが、陸っぱりからの根魚は全く芳しくありません。
昼間は汗だくでフグやカワハギにワームを囓られ、夜間は蚊やヌカカに襲われ、カバンにフナムシやムカデに入り込まれ・・・。しかし、そこまでの苦労に見合わない釣果に終わっています。
約1月ぶりの海釣り。
もう蝉がチラホラ鳴いています。
この日、午前中はどんよりとした曇りでいかにも雨が降り出しそうでしたが、釣り場に到着すると晴れだして気温も上昇。絶好の釣り日和と思いきや、蒸し暑さと異常な日射しは、日よけの無い磯ではかなり厳しめ。
まず、到着するなり藻の育成状況に愕然。前回よりも更に成長していて、更に干潮ということも相まってちょっとした池の様。
水研だより 53号によると、ホンダワラ、アカモクといった藻が繁茂しているゾーンは、ヨコエビなどの餌が豊富なのでメバルやカサゴ、アイナメなどの根魚も居着きやすいとのこと。また、宮城県のロックフィッシュ情報では、ホンダワラの繁茂しているポイントで良型ベッコウゾイ!といったネタをよく目にするので良さそうではあるが、とにかく釣りにくい。
まずはベタに、オフセットフックのダウンショットで足下から周囲10mほどの藻の切れ目を神経質に釣っていくことにした。雰囲気的には如何にも大型が潜んでいそうだが、釣れるのは小型のカサゴばかり。小型とはいえ根に潜るツッコミパワーは結構あるので、ホンダワラも一緒に釣り上げる事になる。コンコン・・・!ググッ・・・重い!大物キター!!・・・藻がグワー!!といった感じで、ギャラリーが居ると少々ハズい。
(魚には藻がクッションになるので、地面において写真を撮る際にはよいけどね。)
この日は地磯Aのポイントへ。
大潮の満潮ということで、普段よりも満潮時の潮位が高くなって帰れなくなる恐れがあったので、良いポイントで長く釣ることができなかった。波止や漁港だと満潮重視だったのが、磯になると逆に干潮の方が釣り易いと感じる。
磯場では、日中はカサゴの居るピンポイントをホッグ系ワームで通す釣り。日没後には以前メバルが出た手前のポイントに移動して、ベビーサーディンで手堅く攻める。釣果は、メバル・・・じゃなくてネンブツダイとカサゴ。大型は出なかった。