スーパーで大量売れ残りの珍魚ヒメジを食べてみた

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Himechi kuu 10

見慣れない変な魚がスーパーに売っていた。

「ひめち」っていう名前。

よく見るとオジサンのようなヒゲがあるが、大きさは川魚ほど。見た目はニゴイやカマツカに似ているが、色は赤くて金魚のようにも見える。口の下には黄色い2本のヒゲがある。

ちょっとグロくて食欲がわかないやつ。見慣れない魚なので誰も買っておらず、大量入荷していた割に売れ残って激安価格になっていたので試しに買ってみた。

Himechi kuu 8

本当にカマツカが赤くなっただけに見える。

全く食欲がわかないが、調べると煮付けか塩焼きか唐揚げで食べるらしい。そりゃこの調理方法ならどんな魚でも食べられるでしょうよ。唐揚げは味気のない川魚のベストな調理法だし、そういうことなのか。

販売名は「ひめち」となっているが、正式名称は「ひめじ」である。見たまんま「キンギョ」と呼ぶ地方もあるらしい。

とにかく未知の魚なので、シンプルに塩焼きにすっか。

Himechi kuu 6

ほんとに金魚みたいだ。
なんでこんな色してんだろう。

赤色の魚ということで、それなりの水深にいる魚だろうけど、焼けばそれなりに見えるはず・・・

Himechi kuu 9

と思ったのに、グロイままですやん。

なんかメタリック感が残っているのがウザい。食欲わかねえ!

Himechi kuu 7

海老のようにも見えるが、やっぱりキモい。

まあ、見た目はともかく、味はどうか?

白身だが身がしまっていないので川魚っぽい。カワムツやアブラハヤを塩焼きで食っているのとそう変わらない。そして小骨がやたら多い。この小骨が凶悪な形をしていて歯の間に刺さる。そういう部分まで川魚っぽい。

ししゃものように丸ごと食べられるわけでもないのに、こんな小さい魚で身がぼそぼそで小骨が多いので身を分解するだけで苦労するし、そこまでして食べるような味でもなかった。

調べてみたら、一夜干しにして身の水分を飛ばせば身がしまって骨と身を分解しやすくなるとか。骨抜きまでして食べるものでもないし、じゃあ小骨まで食べられるように2度揚げするのがベストだったのか。

そういう意味では、塩焼きで食べたのは完全に失敗だったようだ。

確かに唐揚げなら美味しいかも・・・でも、どうしても川魚感が否めないので、自分は二度と食べることは無いだろうな。そりゃほとんど見かけないわけだ。

このヒメジを筆頭にオジサンの仲間はどうしようもなくグロいやつらばかりだけど、同じ底物でもホウボウは一度食べてみたい。この手の珍魚は主婦からは敬遠されて売れ残るので、夕方以降のスーパーは狙い目かも。