リーズナブルなバンガローに泊まってみた。
市の施設らしく予約は電話のみなので通話料がかかるが、有料キャンプ場とほぼ同額で利用できた。チェックインやチェックアウトの手間はそれらの有料キャンプ場と変わらないし、それでいて電源が確保できるのと、鍵付きでセキュアであることから、ここを拠点にしてバイク旅をするにはかなり良い。
ただ、バンガローだからテントよりも快適かというと、実はそういうことはなく、床は板張りなので固くて冷たい。どうしても体が痛くなるし夜は底冷えで冷えまくる。芝生の地面にテントを敷くほうが、ふかふかで寝やすいくらいだ。
夜も深まると、春・夏用の寝袋に半袖パンイチだと寒くて眠れないほどに冷え込んだ。
バンガローを快適に利用するには「コット」が必須アイテムとなりそうだ。
キャンプ用のコットは、屋外での宿泊に便利な簡易ベッドです。脚があり、地面から離れているため、冷気や湿気を避けて快適に眠ることができます。選ぶ時には、高さやサイズ、耐荷重、組み立て方、価格などをチェックしましょう。
そろそろ冬用の寝袋じゃないとキツいことを実感したので、キャンプツーリングのパッキングも改めてみた。
ツーリングバッグは「ヘンリービギンズ ツーリングシートバッグBasic」のMサイズ。
それを拡張した状態で、冬用寝袋とテントとインフレータブルマットを詰め込む。
冬用寝袋はダウンじゃなく中綿なので、これがメチャクチャ嵩張る。寝袋用の圧縮袋に入れてもバッグの半分を占有するほどだ。寝袋の面積が増えた分は、バーナーとクッカーセットを省くことで相殺。
すると、空きスペースをかなり確保できた。
クッカーセットの代わりの熱源として、コンパクトな焚き火台を入れてもまだまだ空きスペースがある。
ここに着替えとタオルを圧縮して突っ込んでもいいし、毛布やインナーなど寒さ対策グッズを入れてもいいし、お土産スペースとしてフリーにしておいてもいい。
あ・・・椅子があったわ。