日本では完全に絶滅した大型オフロードバイク。
海外では今でも現行モデルとして存在しています。
Honda XR650Lもそのうちの1つ。
2000年前半のオフ車を思わせるルックスですが、これでも2020年モデルです。
主なスペックは、644cc SOHC 4バルブ空冷単気筒 4ストロークエンジン、ドライサンプ式、前後ディスクブレーキ、フロント21インチ、リア18インチ。
見た目もスペックも古いオフロードバイクに見えますが、2020年モデルということで、しっかりセルスターターによるエンジン始動が可能です。
価格は6,999ドル。
ビッグオフが全く出回らない日本の中古バイク市場では、サーキットで酷使されまくったであろうオンボロのXR650R(セルなし)をさらにモタードにしたものが68万円といった法外な価格で売られていますが、それを思えば全然安い!
見た目はXRというよりDRっぽい。
取って付けたような見せかけのシュラウドがミスマッチで気持ち悪いけど、取り外せばいいでしょう。
っていうか、XRって250モタードですら中古市場ではそこそこの値段になってるんですね。
水冷DOHCで足回りも良いDRZ400SMやWR250R/Xならプレ値になるのもわかるけど、空冷単気筒でビミョーな評価だったXR250モタードが、2万キロ近く走っていじりまくりで46万とかで販売されています。
250SBを購入する時に検討した時の相場は、確か走行8,000kmくらいでフルノーマルできれいな状態にしたものが31万円とかだったような。
だいぶ相場が上がりましたね。
しかも、いい玉はもう残っていない印象。
Source: Honda XR650L