久々に友人と釣行ということで、いつもの磯より地元よりの場所を選んでよさげな磯を新規開拓してきました。
到着時は干潮でしたが、この日は大潮の日。日没に向けて潮が満ちるということは頭にあったので、予めアクアレーサーと半パンを用意してある程度の浅場なら水に浸かれるようにしてきました。友人はあまり動かないタイプで自分はガンガン進むタイプということで、別々に行動して磯の奥まで進んでみました。
まず、到着するなり藻の育成状況に愕然。前回よりも更に成長していて、更に干潮ということも相まってちょっとした池の様。
水研だより 53号によると、ホンダワラ、アカモクといった藻が繁茂しているゾーンは、ヨコエビなどの餌が豊富なのでメバルやカサゴ、アイナメなどの根魚も居着きやすいとのこと。また、宮城県のロックフィッシュ情報では、ホンダワラの繁茂しているポイントで良型ベッコウゾイ!といったネタをよく目にするので良さそうではあるが、とにかく釣りにくい。
まずはベタに、オフセットフックのダウンショットで足下から周囲10mほどの藻の切れ目を神経質に釣っていくことにした。雰囲気的には如何にも大型が潜んでいそうだが、釣れるのは小型のカサゴばかり。小型とはいえ根に潜るツッコミパワーは結構あるので、ホンダワラも一緒に釣り上げる事になる。コンコン・・・!ググッ・・・重い!大物キター!!・・・藻がグワー!!といった感じで、ギャラリーが居ると少々ハズい。
(魚には藻がクッションになるので、地面において写真を撮る際にはよいけどね。)
この日は地磯Aのポイントへ。
大潮の満潮ということで、普段よりも満潮時の潮位が高くなって帰れなくなる恐れがあったので、良いポイントで長く釣ることができなかった。波止や漁港だと満潮重視だったのが、磯になると逆に干潮の方が釣り易いと感じる。
磯場では、日中はカサゴの居るピンポイントをホッグ系ワームで通す釣り。日没後には以前メバルが出た手前のポイントに移動して、ベビーサーディンで手堅く攻める。釣果は、メバル・・・じゃなくてネンブツダイとカサゴ。大型は出なかった。
前日までは肌寒かったものの、この日は快晴かつ気温も上昇。午前中に出て、お昼過ぎには現場に到着。思ったよりも山を登らされたが、マイナーな道路なのか車が殆ど走っていなかったので気分的には楽だった。自転車しか入れない道を進んで地磯に降りる。シャローの地磯に繁茂する藻場を攻めていく。
この日のポイントは、地磯のシャローで藻が繁茂している場所。
到着時には干潮のピークだったので、日中でもシモリの横を通す事でカサゴが狙える。こういったシャローの岩礁帯は「タイニーレインズホッグ」のようなホッグ系ワームの出番だ。匂いなんて付いていなくてもアクションで食ってくる。