全長4Kmにも及ぶ防波堤「鹿島港南防波堤」

茨城県の鹿島港南防波堤で、釣り人が行方不明になるという事故が発生したそうです。

この鹿島港南防波堤は、横幅5~16m、全長4Kmにも及ぶモンスター級の波止。ケーソン工法でつくられており、2Kmに渡ってテトラが配置されているというものです。かなり沖まで突き出ているので風もスゴそうですが、横幅も大きいので体感としてはそんなに恐怖心を抱かないのかもしれません。

しかし、写真を見ると一目瞭然。高波が来たら一発で終わりという非常に危険な場所で、昔から死亡事故が多発していて、すでに60人以上の釣り人が波に飲み込まれているといいます。そのため、当然立ち入り禁止区域となっていますが、魚影が濃いという事から命知らずな釣り人が、フェンスを乗り越えたり、南京錠の合鍵を作成したりと、ありとあらゆる手段を行使して、日常的に侵入していたようです。

釣り人の心理としては、「人が入りにくい場所=釣り荒れていない」と考えるのでしょうが、4Kmの波止というだけで「先端まで行って潮が満ちてきたら・・・」と考えてビビる自分としては、これらのありえない行動に驚くばかりです。

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これは和歌山県の加太漁港の波止でしょうか。
普段は全く危険の無い人気釣り場ですが、そんな波止ですら台風の時には、この有様。それが全長4kmの鹿島港南防波堤であれば、風速7m程度でもかなり危険なのは容易に想像できます。