2011年は年明けから天候が悪く、寒く、風が強くで釣りやツーリングに行く気になれないので、久々に高野山町石道を登りました。
携帯がiPhoneやAndroidなら、EveryTrailをインストールして「koyasan」と検索すれば、共有されているマップを利用する事ができます。これを使えば、初めて行くときでも道に迷うことはないでしょう。
山道入り口付近の柿畑では、貯水槽の水が凍っていました。
少し進むと、くくり罠の注意書き。
町石道は日没になると、色々な動物に出くわします。
猪、鹿、たぬき等々。
今回はキジとモモンガに遭遇しました。
この季節、落葉樹林帯は葉が落ちて明るく、害虫や蛇の出現も無くとても歩きやすいです。
藪の奥の方に仕掛けてあるとはいえ、こういう注意書きがあると、どうしても足下に注意を払ってしまいがち。
登っていくうちに残雪が増えてきました。
写真だと明るく見えますが、実際には薄暗い杉林。
春先には遠慮したい場所です。 →(花粉)
丹生都比売神社近辺の休憩所。
しかしこの休憩所、展望台よろしく斜面に張り出すように建設されているので、猛烈に冷風が吹き込んで来ます。汗をかいた状態だったので一瞬で体の芯まで冷えてしまい、休憩するつもりが逆に体力消耗。
寒すぎるので速攻でコースに戻り、パンを歩きながら食う。
全然休憩できない。
”敷くやつ” を持ってくれば良かった。
山の中は、風の通り道になっているポイントこそ寒いものの、基本的には無風。
防風林は偉大。
そうこうしているうちにもう日暮れ。
そして、何故かうどんが食べたくなる。
もう完全に真っ暗です。
このコースは何度か通って慣れているのもあり暗闇に対する恐怖心はありませんが、雪やアイスバーン状態になった山道を歩くという別の恐怖・不安感に陥りました。ここまで積もっているとアイゼンやスパイクが無いと辛いですね。
終盤の木の橋が何本も架かっているルートは、似たような道が延々と続く上に疲労もピークになっているので、流石に気が滅入りました。
雪で覆われた真っ暗な森の中、腰を下ろせる休憩ポイントも無いので、適当な場所でしゃがんでパンを食べて体力を回復しました。この時間になると、自分以外の人間に遭遇することはまず無いので自由です。
大門前到着。気温 -1.7度。
ラストの登りが凍結していてキツかった・・・。
休憩したいけど止まると汗が冷えて死ねるので、駅まで直行しました。
補給食・飲料
- フジパン ネオレーズンバターロール 1袋
- カロリーメイト x 2
- アミノバリュー 500ml x 2
- お茶 500ml
- 帰りの電車でコーンポタージュ x 2