結局、スニーカーでバイクに乗るとどうやっても寒いわけで、前から気になっていた防寒ブーツのソレルに手を出してみました。
選んだのは「アルファパック」というスノーブーツっぽいやつです。
ALPHA PACの特徴
- -51.5℃まで対応
- 防水PUコート シンセティックナイロンアッパー
- シームシールウォータープルーフ構造
- 9mm厚リサイクルフェルトインナー
- 足裏からの冷気を防ぐミッドソール
- 雪上でのグリップ性と排雪性に優れるアウトソール
厚手の靴下で履くことを考えて、サイズは1サイズ大きめの28に。
流石に履き心地と防寒性は抜群です。しかし、靴ひもは付いておらず、細いゴムを締めてホールドするだけなので、薄めの靴下を穿いた登りだと靴と靴下がズレる感じがありかなり歩きにくいです。
できれば山歩きにも使えるかな?と淡い期待をしていましたが、バイク・釣り・町歩き程度で止めておきたい代物でした。
このフェルトインナーが、ふわふわして気持ちの良い履き心地と防寒のミソらしい。簡単に脱着可能とシステマチックでもあります。
ソールは溝が深く、雪がつまりにくくなっています。グリップ力もまずまず。
MTバイクではちょっと慣れが必要
重要なバイクでの使い心地ですが、スクーターではかなりイイ感じです。つま先が全く冷えません。まるで、フカフカした毛布に足を突っ込んだ状態で乗っている気分になります。
一方、MTではシフト操作がかなりやりにくくなります。シフトダウンはすぐに慣れますが、シフトアップはなかなか慣れるまで時間がかかります。原因は、つま先の部分が膨らんでボリュームがあるため、普段の感覚でシフトペダルの下につま先を入れようとすると、つま先が引っかかってしまうためです。
普段よりもやや後ろからつま先を突っ込んで、足首でシフトアップするのではなく、足全体を上に上げてシフトアップする必要があります。(慣れると足首だけでも簡単にできる。)
一転、ニーシンガードを装着すると丁度良い密着感があり、非常にシフトチェンジがし易くなります。スニーカー感覚とはいきませんが、つま先でも普通に行えるようになりました。