モンスーンの影響で雨季があるインドでは、バイクに乗っているとずぶ濡れになるというわけで、その対策としてバイクに取り付ける屋根が商品化されている。
全天候型プロテクターとしてSepalというインドのメーカーが販売してるもので、ウインドスクリーンとルーフが一体になった独特な形状で、タンクの上に取り付けるという大胆なインストール方法がインドらしい。
タンクの上にマウンターをベルトで固定して、そのマウンターの上にルーフとウインドシールドを取り付ける。全てのバイクに取付可能。
それはいいけど、ベルト固定で本当に大丈夫なのだろうか?
素材はフレームがアルミ、ウインドシールドがポリカーボネート、ルーフは繊維強化プラスチックなので、見た目の印象よりは軽そうだけど。絶対ズレてくるでしょ。
ルーフの幅は1m。
完全に雨から保護されるわけではないが、それはジャイロキャノピーとて同じ。あれも横から雨風が入ってくるし。
走行中のみならず、休憩時に雨宿りすることもできる。
日除けにもなるのは大きなアドバンテージ。
ただ、強風時にはバイクが転倒したりルーフが飛んでいったりする懸念がある。
インドでは強風は吹かないのだろうか?
最大の課題は、ウインドシールドやルーフがめっちゃ近くにあること。
タンクの上に取り付けるという構造上どうしてもそうなる。
窮屈だし、そもそも乗り降りの時に引っかかったりしそうだし、この状態で転倒したらライダーが引っかかってどえらいことになるだろうが、インドなのでそんなのはあんまり気にしない方針なのか?
価格は割と安く12,000円ちょい。
Source: Sepal shield