昭和のまま残る、紀伊半島の山奥にある小さな廃校

Kouya yukawa 04

紀伊半島の山奥にある廃校の1つ「UKW分校」を訪れてみた。

高野山へのルートの途中から分岐する舗装林道にある小学校の分校で、秘境といっても差し支えない場所にある。

校舎は平屋の木造で、昭和の小学校のイメージそのもの。紀伊半島にはこの手の木造校舎の小学校が多かったが、当時のまま残されているものは少ない。

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天王寺駅前から見えるお城・・・?を見に行く

Nishinari Tennouji 07

今回は、天王寺の駅前からチラっと見える異質な城を見に行く。

ルートは、西成を出発して阿倍野から天王寺へ、茶臼山界隈で城を見てから天王寺公園を抜けて新世界へ、新世界にかつて存在していた心霊スポットの今を見に行くというもの。

詳しくは動画でみていただくとして、ここではベタに西成界隈の写真を掲載していこう。

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大阪西成のとある遊郭を囲っていた「嘆きの壁」の痕跡を求めて

Tobitashinchi hyakuban 01

大阪西成にある超有名なスポットといえば、やはり飛田新地だろう。

かつて難波遊郭という遊郭があり、その遊郭の代わりとして大正に作られた近代遊郭である。

実は、このエリアはかつて壁で区切られていた!という話を聞いたことがあった。映画などで描かれる江戸時代などの遊郭の描写も壁で囲われていたり堀で区切られていたりするし、当時はそういう造りが普通とされていたのだろう。遊女は家に帰りたくなっても壁に阻まれて逃走することができず、この壁は遊女の間で“嘆きの壁”と呼ばれていたという。

上町断層の段差もうまく利用されていたらしい。

今回、その嘆きの壁の痕跡が残されているということで見に行ってみた。

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大阪西成の崖でギリギリ持ちこたえた奇跡の家

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大阪西成の崖の上に建っていた数軒の家が崩れ落ち、奇跡的にギリギリで持ちこたえた家があった。

一部では「奇跡の家」と呼ばれている。

流れとしては、2021年6月25日午前7時20分頃、大阪市西成区の住宅地で工事をしていた関係者から「崖から水が漏れている」と通報があり、その後、崖の上に建っていた住宅1棟が崖下に崩れ落ちた。その10分後には、さらに2棟の住宅が崩れ落ちた。そして、かろうじて残ったのが、この奇跡の家というわけ。

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3大名所の1つとして知られる南紀白浜の「三段壁」を探索した

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和歌山の有名なスポットといえば?

真っ先に出てくるのが南紀白浜、そして三段壁だろう。

ずーっと「さんだんぺき」だと思っていたら、正式には「さんだんべき」と呼ぶらしい。

観光名所でありジオパークであり国立公園であり恋人の聖地であり、そして・・・○○の名所としても知られている。というか、全国的にはそちらののイメージの方が強いかもしれない。

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