3大名所の1つとして知られる南紀白浜の「三段壁」を探索した

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和歌山の有名なスポットといえば?

真っ先に出てくるのが南紀白浜、そして三段壁だろう。

ずーっと「さんだんぺき」だと思っていたら、正式には「さんだんべき」と呼ぶらしい。

観光名所でありジオパークであり国立公園であり恋人の聖地であり、そして・・・○○の名所としても知られている。というか、全国的にはそちらののイメージの方が強いかもしれない。

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昼間は観光地の顔をしているが、夕方を過ぎると途端に不穏な空気が醸し出される。

この鎖を見るとお分かりいただけるだろう。

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開園時間の看板。

その下には「こころといのちを大切に」というメッセージが記されていて、「ああ・・・ここはやっぱりそういう場所なんだな」と色々察することができる。

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外国人観光客にも配慮した看板。

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かなり厳重に入れなくしてあるなーと思いきや、さらに先に進むと普通に入れた。

三段壁まで進んでいく。

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なんだか磯っていう感じだ。

実際に釣りをしている人もいた。

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柵のある場所は手前の部分だけで、奥の方まで歩くと断崖絶壁間際まで行くことができる。

そもそも柵自体が公園などでよく見かけるタイプのもので、越えようと思う人がいたなら簡単に超える事ができる。あくまで観光客向けの柵だろう。

写真だと立体感が無いので高低差があまり伝わらないが、落ちればただでは済まない高さはある。高所恐怖症にとってはめちゃくちゃ恐ろしい場所だ。

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供養塔がある。
普通の観光地にはありえない。

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そして、プレハブの臨時交番。
観光地には似つかわしくない異質な存在。

これがあるってことは・・・相当数の人が全国から訪れているということなんだろう。

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この中に警察署直通の電話がございます。一人で悩まず相談してください。

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心変わりして、ここから警察に電話した人は何割ほど居るんだろう。

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そして、近くには電話ボックスがある。
かの有名な「いのちの電話」だ。

東尋坊、樹海、そして三段壁。

有名スポットには必ずあるという。

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中には10円玉が綺麗に並べられていた。

なかなか異様な光景だ。

いのちの電話といっても普通の電話ボックスなので、お金が無い人でも通話できるようにしている。

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インスタ映えを狙って京阪神から若い観光客が訪れる場所でもあり、その手のスポットでもあるという二面性を持つ白浜の三段壁。

駐車場は無料なので、白浜に行った際にはぜひ立ち寄ってみて欲しい。

特に夕方の三段壁は、昼間の賑やかさが嘘のように静寂に包まれるので、独特の雰囲気を感じ取れるはずだ。ただ、夜に三段壁をウロウロするのはおすすめしない。実際に注意看板が出ていたが、女性を狙った不審者が出没するようだ。

YouTube動画

三段壁の場所