【レトロ】絶滅したニホンオオカミ 最後の地を探索する

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ニホンオオカミは、かつて日本に生息していた狼だ。
当時は、「狼」ではなく「山犬」と呼ばれていたらしい。

危険生物ということで人間に駆除されて明治時代に絶滅してしまったが、その最後の1頭が捕獲された場所が奈良県にある。

ニホンオオカミ

人間との競合や迫害、犬との交雑、狂犬病などの影響により絶滅。1905年に奈良県吉野郡小川村鷲家口で最後の個体が射殺、剥製にされた。

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途中、レトロ自販機を発見。

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ランチボーイ。
このタイプは三重県でも1台見かけたが、どちらにしてもまともに稼働していることはない。

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紐を引っ張って加熱するタイプの弁当は、昭和の駅弁全盛期に存在していた方式だ。

価格は650円。
わりと高い。

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これがニホンオオカミの銅像。
最後に捕獲されたニホンオオカミの若いオスをモチーフにしたものらしい。

尻尾が長いけど、見た目は完全に犬。
そして、ちょっと美化されている。

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脚はしっかりしている。
さすが野生の山犬。

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ちょっと離れた場所にデカい看板がある。
高見峠の道すがらに設置されているので、目にしたことがある人も多いだろう。

1905年(明治38年)に最後の1頭となるニホンオオカミが捕獲されて剥製にされたという内容。最後の1頭がオスというのが絶滅確定という感じだが、どちらにしても当時の日本なら迷わず殺処分して絶滅させていただろう。

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最後に、木造校舎の小学校らしき建物を見ていこう。

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ほぼ当時のままの状態で残されている。

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内部は、公民館か集会場を経て資材置き場になった感じ。

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子供が通っていた時代は、遥か昔のことなんだろう。

そんな印象の場所。

YouTube動画

ニホンオオカミの場所