とにかく雰囲気が怖い!廃墟となった温泉旅館「倉谷温泉」

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和歌山の廃墟スポットとして訪れた中で一番怖かったのが、この「倉谷温泉旅館」。

廃墟スポットなのに心霊スポットのような佇まいで、和歌山県内では間違いなくここが一番ヤバい。

歴史は古く、大正時代から経営されていた温泉旅館らしい。とある理由で1981年に閉業してからは、廃墟化したまま残されている。田んぼの中にある細い山道を進んでいくと、鬱蒼と茂った森の中に埋もれるように出現する様は、かな〜り異様だ。

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閉ざされた「旧風吹トンネル」の立地条件が心霊スポット

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和歌山県岩出市にある「旧風吹トンネル」。

大阪との県境にある風吹峠にかつてあったトンネルで、現在は閉鎖されて入れなくなっているが、ここもかつては心霊スポットとして名の知れた存在だったようだ。

しかし、新風吹トンネルが開通してからは心霊スポットとしての噂も鳴りを潜めることになる。

ここが心霊スポットにされた経緯として、真上に火葬場があることが影響しているようだ。峠道にあるトンネル、真上に火葬場がある。心霊トンネルの条件としては十分すぎる立地である。

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行ってみて分かる、大阪の心スポ「犬鳴トンネル」の怖さ

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大阪の心霊スポットとしてかなり有名な「犬鳴トンネル」。

福岡の「旧犬鳴トンネル」と混同されがちだが全く違うトンネルで、現役のトンネルである。

和歌山と大阪の県境にある紀泉山脈の山道を進んでいくといきなり出現する。夜に行くと漆黒の闇の中にポツンとトンネルの部分だけが浮かび上がっており、なかなか不気味。携帯の電波がギリギリで届かない。それがまた恐怖心を煽る。トンネルは直線ではなく途中でカーブしているので、反対側の出口は見えない。

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幻の五新鉄道にある「生子トンネル」からバス停跡を巡る

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奈良県五條市にある心霊スポットの「生子(おぶす)トンネル」。

トンネルの名称は地名の生子町から取られている。“おブス”なトンネルというわけではない。

このトンネルは、かつて計画されていた「五新鉄道」の路線の為に掘られた。

「五新鉄道」は奈良県五條市と和歌山県新宮市をつなぐ鉄道として計画されていたが、第二次世界大戦の影響で工事は途中で中止され、物資不足により計画は頓挫。戦後になり計画の見直しが行われ、未成線となる。その後、路線は舗装され国鉄バスの専用道路として活用されていた。

「五新鉄道」の痕跡は五條市の奈良町に現存していて、しっかり観光地化されているが、こちらはそのままの状態で残されている。

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淡路島名物、全長100mの巨大スタチュー「世界平和大観音像」

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淡路島の珍スポット「世界平和大観音像」。

淡路島を下道で走る時に必ず目にするのが、兵庫県淡路市のR28沿いにある白い巨大な観音像だ。

単なる巨大な観音像ではなく、かつてはレストランや温泉などの複合施設として経営されていた。

同じ敷地内には五重塔ならぬ「十重の塔」や「自由の女神」などもあったが、2020年の時点で既に撤去されていた。また、「大観音像」自体も2022年中には解体される予定となっている。

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