廃トンネルだけど現役、手掘りの「旧由良トンネル」は和歌山最恐の心霊スポットでもある

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和歌山県にある心霊スポットで上位にランクインするのが「旧由良トンネル」である。

和歌山県中部の由良町と日高町をつなぐ国道42号線の旧道の峠に掘られた古いトンネルで、トンネル内部はレンガと素掘りの二重構造になっている。路面は常に濡れていてドッロドロ。

この旧トンネルでは首なしライダーが出るというベタな怪談があるのみで、実際にここで誰かが亡くなったなどの“いわく”は無い(入り口付近に慰霊碑があるので、工事中の事故はあったようだ)が、トンネルの場所がちょうどいい感じに秘境めいた所にある事と雰囲気が抜群なので、いつからか心霊スポットとして有名になったようだ。

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旧道のトンネルは閉鎖されることも多いが、この旧由良トンネルは、新由良トンネルに何かあった際の迂回路として今でも通行可能。閉鎖されていない心霊トンネルで、夜間の交通量はほぼゼロということで、歩いて中に入れる心霊トンネルとして非常に価値がある。

バイクに乗っている身としては、首なしライダーの怪談は全く怖くないのだが(むしろ仲間意識すらある)、このトンネルの雰囲気はそれでもかなり怖い。さすが心霊スポットとして有名なだけはある。

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旧由良トンネルに行くついでに、同じエリアにある廃トンネル「鹿瀬洞(旧鹿ヶ瀬トンネル)」にも寄ってみた。

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新鹿ヶ瀬トンネルの真横から旧道に入ると、すぐにある。

あるといっても通行止めで途中からは歩きになるし、さらに藪がめちゃくちゃ生い茂っているので藪こぎは必須。

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こちらは完全なる廃道にある廃トンネル。
崩落の危険があるということで、入り口はフェンスでガードされていて内部には入れない。

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三重の「女鬼トンネル」に近い雰囲気があり、フェンス越しでもなかなか不気味だ。

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網の隙間から内部が見える。
もし、この中に入れたとしたら・・・

旧由良トンネルに勝るとも劣らない恐怖が味わえそうだ。

YouTube動画

旧由良トンネルの場所

旧鹿ヶ瀬トンネルの場所