大阪の心霊スポットとしてかなり有名な「犬鳴トンネル」。
福岡の「旧犬鳴トンネル」と混同されがちだが全く違うトンネルで、現役のトンネルである。
和歌山と大阪の県境にある紀泉山脈の山道を進んでいくといきなり出現する。夜に行くと漆黒の闇の中にポツンとトンネルの部分だけが浮かび上がっており、なかなか不気味。携帯の電波がギリギリで届かない。それがまた恐怖心を煽る。トンネルは直線ではなく途中でカーブしているので、反対側の出口は見えない。
犬鳴トンネルの怪談
- トンネル内から入り口を振り返ると少女が立っている
- トンネル内でバックミラーを見ると・・・
- かつてはトンネルの中に祠があった(慰霊碑?)
心霊トンネルの怪談として少女や女性が登場するのは鉄板。
怪談と都市伝説は似ていて、人から人へ伝達するときに変化していく。
この「犬鳴トンネル」の怪談も同様に、トンネルの中に女性が出るという話もあれば少年が出るという話もあり、あまり定まっていない感じがする。
かつては未舗装路で照明すら無かったトンネルだったようで、その頃から怪談があったとすれば、かなり老舗の心霊スポットとなる。
トンネルはカーブしている部分から照明がいきなり暗くなり、かなり不気味。
何か出てきそうだ・・・
これは有名な心霊スポットになるというのも頷ける。
かつて大阪にはインパクトのある心霊スポットがいくつか有ったが、取り壊しされたり立入禁止になったりで、今まともに体感できるのは、滝畑ダムのトンネル群と、ここ犬鳴山の犬鳴トンネルくらいとなった。