和歌山の白浜に行く途中にある「印南町」。
観光名所でもない小さな町だが、密かにカエルの侵食が進んでいる。
まず、橋がカエルになっている。
これはなかなかインパクトがある。
カエル大橋という橋で、普通に通過するだけなら全くカエルっぽさはないが、横からみるとご覧の通り。
まさに、珍スポットだ。
真下から見てみた。
妖怪のような赤いカエルの上に、間抜けな顔の黄色いカエルが乗っているデザイン。
こんなに凝ったデザインなのに観光地感は全く無い。
郵便ポストにもカエル。
根性がありそうな黄色いカエルだ。
人をカエル、町をカエルをスローガンに活動中。
なかなか地味である。
普通の郵便局にあるポストにちょこんと乗っているだけなので、写真を撮っていたりすると「何この人・・・」みたいな冷ややかな目線が突き刺さる。
だがそれがいい。
最後は、駅の待合室にカエル。
今までのカエルとは違い、このカエルはやたらリアル。
擬人化された数匹のアマガエルが、田舎駅の待合室を占領しているというシュールな光景が広がる。
カエルそれぞれにキャラクターがある。
遊び心のある駅だ。
なんていうか、丁度いい感じ。
観光地化されすぎると堅苦しくなってしまうけど、印南町にはそれがない。いい意味で。
ただ、カエルが名産品というわけでもなく、なぜカエル推しなのかは謎である。
町おこし=町を変える=町をカエル(だらけにする)という洒落だろうか。
印南町のカエルポイント
- 印南郵便局:https://goo.gl/maps/5CrygKnXP8CnhkEQ7
- かえる大橋:https://goo.gl/maps/JYRk6ReTT9P5UJhr7
- 印南駅:https://goo.gl/maps/TBLRXHNzkrGC4YKz8